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JRA武豊マイラプソディ「皐月賞見据える」京都2際S(G3)の「コース」に難ありのデータも

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「まず、今年の重賞成績ですね。G1は2勝、G2も3勝を挙げているのですが、なぜかG3だと2着2回が最高で、実は未勝利です。21回騎乗してこの成績なので、何かあるのでしょうか。ただの偶然だとは思いますが、流れとしては気になりますね。

 また、コースの相性も今年は良くないようです。京都外回りコースは39戦8勝とまずまずの成績なのですが、京都内回りコースだと46戦7勝と成績が落ちます。京都2歳Sの開催コースとなる芝2000mに関して言えば、8戦して2着2回と未勝利です。これらのデータから考えると、あるいはマイラプソディは2着まで、という可能性もあります」(競馬記者)

 実績と能力だけで言えば、登録馬の中でも抜けた存在であるマイラプソディ。有利なデータがある一方で、鞍上の武騎手にイヤな傾向も存在するようだ。

 果たして、マイラプソディはここを快勝して3連勝とし、ホープフルSへ向かうのか。あるいはここで勝ち星を落としてしまうのか。武騎手にしてみれば、来年のクラシックも見据えてこの馬で勝利を飾りたいところだろう。

 関係者情報では「体つきは更に迫力が増した感じで、動きなんかも使う毎に良くなっています。現時点では課題はありませんね。今回は皐月賞を見越して京都の内回り2000メートルへ。ハーツクライ産駒でトモなどに緩さはありますが、それだけ伸びしろもあるということ。来春が楽しみになる内容で勝ってほしい」と陣営の期待は大きい。

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