【ステイヤーズS(G2)展望】オジュウチョウサン「M.デムーロ騎乗」で重賞制覇なるか? 4勝目アルバート、連覇リッジマンにも注目!

30日(土)に中山競馬場にてステイヤーズS(G2)が開催される。
国内の平地競走の中では最長距離を誇るレースで、長距離巧者が集結するレースであると同時に、有馬記念(G1)へ向けての前哨戦という位置づけもされている。
13頭が特別登録を済ましているが、今年のステイヤーズSで注目を浴びるのはオジュウチョウサン(牡8、美浦・和田正一厩舎)だろう。
2016年から2018年11月まで障害では中山グランドJ(J.G1)3連覇を含む9連勝を記録し、平地競走でも500万下、1000万下を連勝。ファン投票で選ばれた有馬記念では9着と敗退したが、再び障害へ戻って阪神スプリングJ(J.G2)と中山グランドJ(J.G1)を連勝。中山グランドJは4連覇を達成するなど、障害では無敵の強さを発揮した。
その後、平地に再転向し自己条件の六社S(3勝クラス)10着、アルゼンチン共和国杯(G2)12着と振るわない。3600mのステイヤーズSは障害競走並みの長距離なので、距離適性だけで言えば最適なレースだがどうなるか。
実績で言えばアルバート(牡8、栗東・橋口慎介厩舎)が抜けているだろう。
昨年こそ出走取り消しになったが、2015年から2017年までステイヤーズSを3連覇しており、このレースとの相性は抜群。この他、2017年のダイヤモンドS(G3)を勝っているなど、超長距離のレースに適性があるようだ。
ステイヤーズS前後のレースで敗れていても、ステイヤーズSだけはきっちり結果を出しているので、今年は約10カ月の休養明けで挑んだ京都大賞典(G2)で16着と大敗しているが、この成績はアテにならない。4勝目を狙う今年も結果を残す可能性は十分ある。
そのアルバート不在のステイヤーズSで勝利したのがリッジマン(牡6、栗東・庄野靖志厩舎)だ。
この馬も2017年から長距離を走るようになって結果が出たタイプで、2018年は万葉S(OP)とダイヤモンドSで2着したあと、連敗を喫して挑んだ丹頂S(OP)を勝利。続くステイヤーズSも連勝した。去年の有馬記念から長距離重賞を使っているが、掲示板にも載らない惨敗を繰り返している。最長距離戦で復活し、連覇なるか。
天皇賞・春(G1)で5着の実績があるチェスナットコート(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)も長距離重賞で復活をかける。
昨年春、条件特別を連勝して挑んだ日経賞(G2)で2着。その勢いで天皇賞・春に駒を進めて5着と好走した。その後は海外遠征も挟んでいるが結果を残せないでいる。今年も天皇賞・春に挑んだが6着と惜しくも掲示板を外している。
3000m以上を走ったのが天皇賞・春しかないだけに、超長距離適性はまだ未知の部分ではあるが、G1で5着に好走した実績を考えると、ここで重賞初制覇があってもおかしくない。
このほか、弥生賞(G2)以来の勝ち星を狙う3歳馬メイショウテンゲン(牡3、栗東・池添兼雄厩舎)や、5戦連続2着からの勝利をかけるサンシロウ(牡5、美浦・柄崎孝厩舎)なども見逃せない。
スタミナ自慢の強豪がそろったこのレース。果たして、2マイルの超長距離を制するのは誰だ。発走は15:25予定だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
JRA・藤田伸二元騎手「後藤騎手自殺」を語るも、岩田康誠”徹底批判”に賛否の声
JRA「前代未聞」の不祥事は岩田康誠だけじゃない!? 先輩騎手が後輩騎手を木刀で殴打、22年前に起きた「サイレンススズカ超え」の遺恨
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊と有馬記念を振り返る。ドウデュースのラストラン勝つための条件、オグリキャップ、ディープインパクト、キタサンブラックに続く伝説となるか?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 【ホープフルS(G1)展望】近10年「G1勝利100%」クロワデュノールVS「2歳女王撃破」マジックサンズ! 非凡な才能を見せる無敗馬が激突

















