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ルーラーシップの「驚愕の種付け数」に騒然!? 「非サンデー種牡馬の未来」を一身に受けるその「切羽詰った理由」とは

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「競馬界においてキラ星のごとく輝く良血である点を期待されているのはもちろん、リーディング上位のほとんどが有する『サンデーサイレンス』の血がゼロであることも大きいでしょう。さらに、2013年から生殖器の腫瘍を原因に体調を崩し種付け数をセーブしている父キングカメハメハの分も降りかかっている側面があります。今年デビューしたてですし、現状の種付け料300万円もトップサイアーと比較すれば、ハーツクライで800万円、キングカメハメハで1000万円と考えればかなりお買い得。今年や来年の産駒の成績にもよりますが、今が一応のピークということでしょうね」(競馬記者)

 圧倒的な血統とそれに対する期待、さらには周囲の状況が、この種付け数に表れているようだ。

 さらに、サンデーサイレンスの血を持つ繁殖牝馬群と「非サンデー種牡馬」の現状が、ルーラーシップへの需要をより押し上げているとも考えられる。

 2012年、「非サンデー種牡馬」のホープとしてフランスより輸入したチチカステナンゴが大不振で、その後死亡。同じく12年に種付けを開始した凱旋門賞馬ワークフォースも鳴かず飛ばずで、現在辛うじて気を吐いているのはハービンジャーくらいのもの。一時は新種牡馬ではなく、すでに人気の落ちたジャングルポケットやローエングリンの需要が増したこともあった。サンデー系の繁殖牝馬が増える中、その「受け皿」が不足していたのは言うまでもない。

 もともとルーラーシップはその血統背景から「非サンデー種牡馬の未来そのもの」という責務が課せられていたが、産駒デビュー1年目にして早くもその流れが加速している模様。エイシンフラッシュなどもそれに該当するのだが、やはり血統的側面の注目度は歴然だ。逆に言えば、これでルーラーシップが仮に「失敗」となれば、競馬界の非サンデーを巡る旅はさらに迷走を極めることとなる。

「血の飽和」を可能な限り食い止めるという重責を真っ向から受けるルーラーシップ。果たして、数多の生産者や競馬界の期待に応えることができるのか、注目である。
(文=きゅーしょにす斗)

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