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【凱旋門賞(仏G1)展望】いよいよ凱旋門賞ウィーク開幕!マカヒキが日本競馬の悲願達成なるか「主要ブックメーカー」のオッズと共に各国の強豪馬を解説!

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【仏国】ニューベイ(New Bay)牡4歳 単勝21.0倍(9番人気)

主な勝ち鞍:仏ダービー、ニエル賞(G2)

・仏ダービー、ニエル賞ともに勝ち鞍は昨年のもの。今年はイスパーン賞から始動するも日本のエイシンヒカリにちぎられた。その後、地元のG3を勝利して、前走の愛チャンピオンSではファウンド、マインディングに続く4着とじょじょに調子を上げている。ニエル賞を勝利して挑んだ昨年ほどの勢いは感じられないが、昨年の凱旋門賞3着馬。復活なるか。

【仏国】シルバーウェーヴ(Silverwave)牡4歳 単勝26.0倍(11番人気)

主な勝ち鞍:サンクルー大賞、フォア賞(G2)

・ゆっくりと力を付けてきた晩成型の強豪。昨年はニエル賞2着から挑んだが、10着に大敗。だが、今年になってガネー賞で、いきなり2着。イスパーン賞ではエイシンヒカリに大差負けしたが、その後サンクルー大賞を制してG1初制覇を達成。勢いそのままに、今度は過去にオルフェーヴルなどが勝った前哨戦のフォア賞も連勝して本番に挑む。昨年と違った姿を見せられるか。

【愛国】ハイランドリール(Highland Reel)牡4歳 単勝26.0倍(11番人気)

主な勝ち鞍:香港ヴァース、キングジョージ6世&QES

・今年のキングジョージ6世&QESを勝っているにも関わらず、実力が評価されない馬。その理由は、なんとなく底が見えてしまっている実力で、今年もドバイシーマクラシック、英国際Sでポストポンドに連敗。前走の愛チャンピオンSでは7着と大きく負けてしまった。昨年の香港ヴァースを勝ちは、凱旋門賞2着馬のフリントシャーを下してのもの。混戦になれば、培った底力が発揮されるか。

【仏国】レフトハンド(Left Hand)牝3歳 単勝34.0倍(13番人気)

主な勝ち鞍:ヴェルメイユ賞

・仏オークスの2着馬。勝ったラクレッソニエールがここまで無敗ということもあり、陰に隠れがちだが、仏オークスでは半馬身差の競馬。特筆すべきは、その後のヴェルメイユ賞勝ちで、古馬との混合戦になってからは2013年のトレヴ以来の3歳牝馬の勝利だった。トレヴはそのまま凱旋門賞馬になったが、この馬はどうか。シャンティイの2400mを経験した点も大きい。

 今回は以上の10頭の紹介となったが、海外のレースは直前回避も日常茶飯事なので確定まで注意深く見守りたいと思う。このままいけば、今年は抜けた馬がいないものの粒が揃ったハイレベルな一戦となりそうだ。

 果たして、日本のマカヒキが世界を相手にどのような走りを見せるか。日本初の海外馬券発売となる凱旋門賞は10月2日(日)の日本時間23時5分の発走予定だ。

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