真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.26 10:00
「有馬記念のあとに競馬は必要か」ホープフルSのG1昇格に伴い毎年の「大トリ」が2歳G1に……競馬の季節感を無視し、ファンの声を無視したJRAの「迷走」はどこへ
文=浅井宗次郎
皐月賞トライアルの弥生賞が開催されれば「もう春が来たか」といい、毎日王冠の開催に合わせて「秋も深まってきたね」という。1年間、ほぼ休みなく開催されるからこそ日本の競馬は、日本独自の『四季』と共に歩んできた歴史があり、レースの開催に合わせて季節の到来を感じるのが日本の多くの競馬ファンだ。
その上で有馬記念といえば、すべての競馬ファンに「1年の終わり」を意識させるもので、最近では俳句の季語に使われたりするほど、日本の文化に深く根付いている。しかし、JRAにはどうやら、そういった風流や季節感といったものが著しく欠如しているようだ。
今回の決定にネット上でも「JRAの暴走」「愚策」「有馬記念が最後でいい」など、概ね反対意見が目に付いたが、JRAにそういったファンの意見を取り入れる柔軟性がないことは、以前から様々な場面で問題になっている。これでは「お役人の仕事」と揶揄されても仕方がない。
例えば、現行の降着制度。2013年より「不利を受けた被害馬が加害馬に先着できたかどうか」という非常に曖昧でわかり辛いルールに変更され、多くの競馬ファンからは「(斜行を)やったもん勝ち」とまで非難されている。JRAによると、これが「世界基準」だそうだ。
さらにJRAは、この決定の伴い12月28日開催のメインとなるホープフルSのG1昇格を既定路線として検討しているようだが、ここにも一つ大きな問題がある。
PICK UP
Ranking
5:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- JRAファン感でルメール騎手が「ブチギレ」!? フランス語でまくし立て後輩騎手を”ガラス瓶”で殴打!顔面蒼白デムーロ騎手「ウソでしょ……」
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か















