真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.01.14 16:38
JRA・M.デムーロ騎手「ライバル離脱」も未勝利……戸崎圭太、三浦皇成不在の関東移籍もO.マーフィー騎手の壁
編集部
先週月曜のWIN5が歴代4位となる3億9436万5860円を記録するなど、年頭から大きな盛り上がりを見せている競馬界。
だが、その一方で騎手による落馬事故が相次いでいる。
先週も、中山2Rで菅原明良騎手が落馬。船橋市内の病院に搬送され、腰椎、右股関節挫傷と診断された。
同じレースに騎乗していた騎手は「パキッというような凄い音が聞こえました」と話し、「骨が折れているかも……」と心配していたが、骨折でなかったことは不幸中の幸いだ。
この菅原明騎手は2年目の若手。ルーキーイヤーだった昨年は31勝を上げ、関東の新人では唯一気を吐いていた存在だ。若手騎手が伸び悩む関東で久々に表れたホープだった。
他にも関東では昨年、関東リーディング2位だった三浦皇成騎手が、2年目の大塚海渡騎手の落馬に巻き込まれる形で落馬、両騎手が負傷した。
関東リーディングだった戸崎圭太騎手も、すでに長期離脱しており、大きく層が薄くなっている状況だ。
「美浦から『騎手の確保が大変』という声が上がっていますね。というのも今週から小倉競馬が開幕し、関東からも若手を中心に多くの騎手が滞在で騎乗するそうです。
そのため、中山がかなり手薄な状況になるようですね。小倉に向かうある若手騎手は『今からでも中山で乗りたい』と嘆いていましたよ。まあ、すでに騎乗予定が決まっているので、変更は利かないと思いますが……」(競馬記者)
ただ、中山で騎乗する他の騎手にとっては、必然的に大きなチャンスになる。そんな中で、特に「爆発」が期待されたアノ騎手が不発に終わったのは意外だった。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛