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JRA・M.デムーロ騎手「ライバル離脱」も未勝利……戸崎圭太、三浦皇成不在の関東移籍もO.マーフィー騎手の壁

JRA・M.デムーロ騎手「ライバル離脱」も未勝利……戸崎圭太、三浦皇成不在の関東移籍もO.マーフィー騎手の壁の画像1

 先週月曜のWIN5が歴代4位となる3億9436万5860円を記録するなど、年頭から大きな盛り上がりを見せている競馬界。

 だが、その一方で騎手による落馬事故が相次いでいる。

 先週も、中山2Rで菅原明良騎手が落馬。船橋市内の病院に搬送され、腰椎、右股関節挫傷と診断された。

 同じレースに騎乗していた騎手は「パキッというような凄い音が聞こえました」と話し、「骨が折れているかも……」と心配していたが、骨折でなかったことは不幸中の幸いだ。

 この菅原明騎手は2年目の若手。ルーキーイヤーだった昨年は31勝を上げ、関東の新人では唯一気を吐いていた存在だ。若手騎手が伸び悩む関東で久々に表れたホープだった。

 他にも関東では昨年、関東リーディング2位だった三浦皇成騎手が、2年目の大塚海渡騎手の落馬に巻き込まれる形で落馬、両騎手が負傷した。

 関東リーディングだった戸崎圭太騎手も、すでに長期離脱しており、大きく層が薄くなっている状況だ。

「美浦から『騎手の確保が大変』という声が上がっていますね。というのも今週から小倉競馬が開幕し、関東からも若手を中心に多くの騎手が滞在で騎乗するそうです。

そのため、中山がかなり手薄な状況になるようですね。小倉に向かうある若手騎手は『今からでも中山で乗りたい』と嘆いていましたよ。まあ、すでに騎乗予定が決まっているので、変更は利かないと思いますが……」(競馬記者)

ただ、中山で騎乗する他の騎手にとっては、必然的に大きなチャンスになる。そんな中で、特に「爆発」が期待されたアノ騎手が不発に終わったのは意外だった。

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