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2016.09.28 08:31
【徹底考察】スプリンターズS(G1) ビッグアーサー「進化した王者が見せたニュースタイル『変幻自在』の短距離王はスプリント界統一へ『逃げる』のか『控える』のか」
監修=下田照雄(栗東担当)
【血統診断】

父サクラバクシンオーは日本競馬を代表するスプリンター。NHKマイルCを勝ったグランプリボスや、高松宮記念を制したショウナンカンプなど数多くのスピード馬を輩出している。ただ、そういったサクラバクシンオーを成功馬の多くは母系にしっかりとスタミナの裏付けがあり、配合がスピード一辺倒になっていないことが重要だ。本馬ビッグアーサーも多分に漏れず、母方には欧州最高の成功を収めたサドラーズウェルズの血が入っている。
なお、母シヤボナのキングマンボ×サドラーズウェルズという配合には、凱旋門賞で2着したエルコンドルパサーがおり、スタミナと底力は十分。世界的名牝スペシャルのクロスが発生することも大きな特徴だ。こういったところが、非凡な能力を秘めるビッグアーサーの強さの裏付けとなっている。
また、3代母Reloyはアメリカの芝G1を2勝し、フランスのヴェルメイユ賞でも2着。4代母Rescousseは仏オークス馬で凱旋門賞2着と母系は一本筋が通った名牝系だ。
ここまで11戦7勝、馬券圏外が1度だけというビッグアーサーだが、これが「長きに渡る王朝の始まり」という予感さえある血統的スケールである。
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