GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】ビッグアーサー  > 2ページ目
NEW

【徹底考察】スプリンターズS(G1) ビッグアーサー「進化した王者が見せたニュースタイル『変幻自在』の短距離王はスプリント界統一へ『逃げる』のか『控える』のか」

【この記事のキーワード】, ,

【血統診断】

biga-sa-kettou.jpg

 父サクラバクシンオーは日本競馬を代表するスプリンター。NHKマイルCを勝ったグランプリボスや、高松宮記念を制したショウナンカンプなど数多くのスピード馬を輩出している。ただ、そういったサクラバクシンオーを成功馬の多くは母系にしっかりとスタミナの裏付けがあり、配合がスピード一辺倒になっていないことが重要だ。本馬ビッグアーサーも多分に漏れず、母方には欧州最高の成功を収めたサドラーズウェルズの血が入っている。

 なお、母シヤボナのキングマンボ×サドラーズウェルズという配合には、凱旋門賞で2着したエルコンドルパサーがおり、スタミナと底力は十分。世界的名牝スペシャルのクロスが発生することも大きな特徴だ。こういったところが、非凡な能力を秘めるビッグアーサーの強さの裏付けとなっている。

 また、3代母Reloyはアメリカの芝G1を2勝し、フランスのヴェルメイユ賞でも2着。4代母Rescousseは仏オークス馬で凱旋門賞2着と母系は一本筋が通った名牝系だ。

 ここまで11戦7勝、馬券圏外が1度だけというビッグアーサーだが、これが「長きに渡る王朝の始まり」という予感さえある血統的スケールである。

【徹底考察】スプリンターズS(G1) ビッグアーサー「進化した王者が見せたニュースタイル『変幻自在』の短距離王はスプリント界統一へ『逃げる』のか『控える』のか」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  4. 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. なぜ凱旋門賞は荒れ続けるのか? 昨年「38万馬券」欧州と日本の”競馬の違い”が生む、大本命エネイブル以上に「警戒すべき」存在とは