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ラヴズオンリーユー(牝4、栗東・矢作芳人厩舎)の次のレースが3月28日(土)ドバイシーマクラシック(ドバイG1・メイダン競馬場、芝2410m)とDMMバヌーシーより発表された。
鞍上にはM.デムーロ騎手を予定しており、全盛期から勢いに翳りが見えているデムーロ騎手にも存在感を改めてアピールするには絶好の機会となる。
振り返れば昨年はデビューから3戦無敗のコンビだったサートゥルナーリアをC.ルメール騎手に奪われる格好となり、以降の重賞戦線でも別人のように精彩を欠いた。
その結果、オメガパフュームで東京大賞典(G1)こそ勝利したものの、JRAの重賞は日経新春杯の(G2)グローリーヴェイズ、アドマイヤマーズのNHKマイルC(G1)、ラヴズオンリーユーの優駿牝馬(G1)のわずか3勝に終わってしまった。
これは2017年に18勝、2018年は15勝と大暴れしたかつての重賞ハンターの姿からは到底想像できない成績だったといえる。
秋もお手馬スワーヴリチャードが天皇賞・秋(G1)で横山典弘騎手、ジャパンC(G1)と有馬記念(G1)はO.マーフィー騎手に乗り替わりとなった。特にジャパンCは優勝したスワーヴリチャードとは対照的に自身が騎乗したタイセイトレイルは最下位の15着に終わり、まさに悪夢といっていい現実にデムーロが心中穏やかではなかったことは想像に難くない。
デムーロにとっての不運はこれだけにとどまらず、さらなる悲劇が襲ったのは香港カップデーだろう。自身が騎乗してアドマイヤマーズは富士S(G3)9着、グローリーヴェイズは京都大賞典(G2)6着と、ともに1番人気を裏切った。
ところが次走で乗り替わった2頭が香港ヴァーズ(G1)、香港マイル(G1)を勝ってしまったのである。
とはいえNHKマイルC(G1)以来の休み明けだったアドマイヤマーズにとって、父ダイワメジャーで一瞬の切れよりも、長くいい脚を使うタイプの同馬には富士Sが開催された東京の馬場は稍重でも上がり33秒台前半が出るような軽くて速い馬場で、適性の不利も少なからずあったのではないだろうか。
グローリーヴェイズが敗れた京都大賞典(G2)にしても秋の開幕週の京都でこの日は内しか伸びない極端な傾向が目立っていた。勝ったドレッドノータスは内目の3番手、2着ダンビュライトも逃げて最短距離を通ってこその好走だった。
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