GJ > 競馬ニュース > 東京新聞杯×レイエンダ
NEW

JRA東京新聞杯(G3)レイエンダ「ベストは……」!? 東京巧者もC.スミヨン騎手の気になる発言

【この記事のキーワード】, ,

JRA東京新聞杯(G3)レイエンダ「200m短い」!? 東京ベストもC.スミヨン騎手の気になる発言の画像1

 9日(日)に東京競馬場で開催される東京新聞杯(G3)は、1番人気が好走はすれども、なかなか優勝できないレースとして知られている。過去10年では昨年のインディチャンプのみ。そのため、馬券的な妙味もあるレースだ。

 今回は有力視されるも1番人気にはならないだろうレイエンダ(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)に注目したい。

 レイエンダは17年のダービー馬レイデオロの全弟。そのため、早くから期待されたものの故障で春のクラシックを全休。約1年の休養後に復帰すると2連勝を飾り、セントライト記念(G2)でも2着。今後を期待させる走りを見せた。

 その後、少々伸び悩みを見せたが、昨年のエプソムC(G3)で重賞初制覇を達成。

 続く新潟記念(G3)では早々に手応えを失い10着に終わったが、富士S(G3)は出遅れるも勝ち馬ノームコアから0.1秒差の2着に入った。マイルチャンピオンS(G1)では15着と力負けしたが、今回は巻き返しが期待されている。

「レイエンダはエンジンに火がつくまで時間を必要とするタイプなので、直線が長い東京競馬場とは相性がいいようです。昨年は4度ここを走って、その内3回で上がり最速の脚を使っています。

ただ今回、気になるのは距離ですね。2走前、マイルの富士Sに騎乗したC.スミヨン騎手は『ベストの競馬はできました』と明かし、『ペースが速くなると思って折り合い重視で乗りました』とレースを振り返りました。

そして、最後に『1800mがベストでしょう』と、1ハロン延長したほうがいいと話していたんです。勝利したのも1800mのエプソムCですし、ここでも距離に泣く可能性はありますよ」(競馬誌ライター)

 レイエンダは、今年1月にノーザンファーム天栄か帰厩。そこから乗り込まれてきた。1週前追い切りは、新しくコンビを組む丸山元気騎手を背に行われ、南Wで5F71.6秒、ラスト12.6秒を記録。津曲助手は『東スポ』の取材に対し、「ジョッキー(丸山)に感触もつかんでもらったし、仕上がりはいいので改めて期待している」と好感触だと明かす。

 ここまで順調にきているレイエンダ。今回の1戦にはマイルを走り続けるのか、それとも距離延長をするのかを決める、試金石的な意味合いもあるのかもしれない。今後のキャリアを左右するであろうレースでの好走を期待したい。

JRA東京新聞杯(G3)レイエンダ「ベストは……」!? 東京巧者もC.スミヨン騎手の気になる発言のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
  2. JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし