GJ > 競馬ニュース > 「惨敗」福永祐一騎手の不運
NEW

スプリンターズS「大本命惨敗」福永祐一騎手の「不運」はまだ終わらない? 凱旋門賞特番ゲスト出演で「気まずさ」は大丈夫か

【この記事のキーワード】, ,
keibafree0315.jpg

 2日に行われたスプリンターズS(G1)は、3番人気レッドファルクス(牡5 美浦・尾関厩舎)が外から強襲し、逃げ粘るミッキーアイル(牡5 栗東・音無厩舎)をアタマ差差し切って勝利。去年から今年にかけて何度となく勝負強さを発揮しているM.デムーロ騎手の力を改めて見せつけられた格好である。

 一方、人気を大きく裏切ってしまったのが、断然の1番人気に推されたビッグアーサー(牡5 栗東・藤岡厩舎)だ。道中5番手で進んだ同馬だったが、直線では進路を塞がれ、外に行こうとすればレッドファルクスに蓋をされ、インコースに潜り込んでさあこれから! というところでまさかの「つまずき」。特にスプリント戦では絶望的な失速となり、まさかの大敗となった。

 鞍上の福永祐一騎手もレース後「最悪の騎乗」と語り、「僕がうまくさばけていたら。申し訳ない」と相当に落ち込んだコメントを残している通り、実力を発揮できなかった印象は強かった。デビュー戦以来の東日本への輸送、レッドファルクスの「罠」、そしてインコースでのつまずきと、悪い要素が一気に舞い込んできた印象だが、福永騎手が詰まった部分も否定はできない。ダントツ人気だったことを踏まえれば、こう応えるしかなかったのだろう。

 前哨戦のセントウルSで珍しく逃げを打ち圧勝したが、競馬コメンテーターの細江純子氏などはこの騎乗を批判していた。それでも福永騎手はインタビューや自身のコラムでかなりの自信をのぞかせており、強気を見せていた。それだけに、この結果はショックだろう。

 福永騎手の今回の「受難」は、実はレース後も続く。2日夜に『Mr.サンデーHERO’S 合体SP』(フジテレビ系)が放送されるのだが、そこでは今年のダービー馬マカヒキが登場する世界最高峰レース・凱旋門賞(仏・G1)を生中継するのだが、なんとこの番組のゲストに福永騎手が登場するのだ。

スプリンターズS「大本命惨敗」福永祐一騎手の「不運」はまだ終わらない? 凱旋門賞特番ゲスト出演で「気まずさ」は大丈夫かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!