「お役所」JRA理事VS「大反対」馬主協会……長過ぎ『弥生賞ディープインパクト記念(G2)』やはり「反対」されていた。レース誕生の舞台裏とは

8日に中山競馬場で行われる皐月賞トライアル「弥生賞ディープインパクト記念(G2)」。昨年他界した「近代競馬の結晶」ディープインパクトを称えて、今年から弥生賞の正式名称となった。
だが、やはり反対意見があったようだ。
競走馬、そして種牡馬としてディープインパクトが近代競馬に残した功績は誰もが認めるところ。過去の三冠馬シンザン記念(G3)やセントライト記念(G2)が、すでに創設されていることからも本馬の記念レース誕生は半ば既定路線だった。
しかし、誕生した弥生賞ディープインパクト記念は、はっきり言ってメディアにもファンにも不評と述べざるを得ない。馴染んでいないこともあるかもしれないが、単純にレース名が長過ぎて語呂が悪いのだ。
それなら過去の例に倣って「ディープインパクト記念」でよかったのでは――。
競馬ファンなら誰もがそう思っているかもしれないが、その“裏”にはJRAと馬主協会による壮絶な議論があったようだ。ニシノやセイウンの冠名で有名な西山茂行オーナーが、Twitter上でその内情を明かしている。
「『弥生賞』をやめて『ディープインパクト記念』にレース名を変更したい――」
西山オーナーによると、JRAの理事よりそういった提案があったのは、昨年9月の日本馬主協会連合会企画予算委員会の席だったという。ディープインパクトが他界してから約1カ月後、すでに「ディープインパクト記念」誕生の動きはあったようだが、その対象レースを選出する中で、事前連絡もなく、いきなり提案されたようだ。
その結果、馬主サイドは全員反対……特に中山馬主協会の反発が強かったという。理由は、やはり1964年の創設から今年で56回を迎える「弥生賞」の伝統、そしてファンに対する定着度だ。
代替として、ディープインパクトが快勝した1月の若駒S(L)の名称変更案も持ち上がったようだが、一度言い出すとそう簡単には引き下がらないのがJRA……いわゆる「お役人体質」というやつだ。協議の結果、お互い譲らないまま「弥生賞ディープインパクト記念」というダラダラした名称に収まってしまったという。
だが、この結果に馬主サイドは決して満足していないという。”内情”を記者が語っている。
PICK UP
Ranking
23:30更新
武豊でさえ「強烈に嫉妬」した有望騎手の偉業、オグリキャップにも騎乗した若手を襲った「30年前の悲劇」
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 武豊が「告白」キタサンブラックによる宝塚記念(G1)の歴史的大敗劇で「何」があったのか……騒動が去った今だからこそ語られた「真相」<1>
- JRA毎週36R全部馬券買って数十年! 週刊プロレス元編集長・ターザン山本が語る”エクスタシー”競馬論
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
















