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JRAオジュウチョウサンVSシングンマイケル障害界「2強」今週ついに激突!「史上最強メンバー」阪神スプリングジャンプ(G2)は歴史に残る一戦に

 3月14日に開催される障害レース・阪神スプリングジャンプ(G2/芝3900m)に強豪が集結。例年になく、レベルの高い争いになると予想されている。

 まず現役最強ハードラーとの呼び声高い、オジュウチョウサン(牡9歳、美浦・和田正一郎厩舎)。

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 昨年は阪神スプリングジャンプを勝利して、中山グランドジャンプ(G1)に向かい、前人未到の4連覇を達成。後半はその偉業を置き土産に平地戦に挑戦したものの、残念ながら、目を見張るような結果を残すことができなかった。

 今年は管理する和田師が“二刀流断念”を名言。今回が約1年ぶりの障害レースとなるが、1週前追い切りでは5F64秒9、ラストラスト12秒1を記録するなど、軽やかな動きを見せている。ここをステップに、自身が持つ中山グランドJの連勝記録をさらに伸ばすことが期待されている。

 最強ハードラーの称号を狙うシングンマイケル(セ6歳、美浦・大江原哲厩舎)は打倒・オジュウチョウサンを誓う。

 昨年は中山大障害(G1)で、障害重賞3連勝を達成。この功績が認められた形で、ここ数年オジュウチョウサンが独占していた最優秀障害馬に選出されている。

 そしてその授賞式の壇上で、オーナーの伊坂重憲氏は「皆さんも楽しみにしていることでしょう。オジュウチョウサンと雌雄を決します」と直接対決を名言。ついに阪神スプリングジャンプで両雄相まみえることとなった。

 障害レースでオジュウチョウサンが最後に敗れたのは、16年3月に行われた障害4歳以上OP(障害3200m/2着)だ。シングンマイケルは4年ぶりに障害レースでオジュウチョウサンに土をつけ、王者交代をアピールできるのか。

 この2頭に迫る実力を秘めているのが、トラスト(牡6歳、栗東・長谷川浩大厩舎)だ。

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 当初は、札幌2歳S(G3)を優勝するなど王道クラシック路線を歩んでいた。だが、3歳時に大舞台で結果を残すことはできず、陣営は4歳秋に障害転向を決断した。

 そして障害レースの初戦で2着に8馬身差をつけて圧勝すると、破竹の3連勝。オジュウチョウサンとの直接対決も期待されたが、脚部不安を発症し戦線を離脱。最強への挑戦は先送りとなっていた。

 その後、復帰戦となる東京ハイジャンプ(G2)で3着に入り、今年の始動戦である牛若丸ジャンプS(OP)を勝利。最強争いに食らいつくべく牙を研いできた。ジャイアントキリングを起こしてもらいたい。

 この他にも中山大障害で1番人気ながら4着に敗れた巻き返しを期するシンキングダンサー、そこで2着と結果を残したブライトクォーツ、さらに春麗ジャンプSで大差勝ちを収めたハルキストンなど、有力馬がずらりと顔を揃えることになった。

  “障害最強”の座は誰の手に。14日(日)13時50分からの発走を予定している。

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