
【回避】JRA武豊バースデー勝利へ!フィリーズレビュー(G2)良血馬ヒメノカリスに立ちはだかる「壁」とは!?
※熱発により、11日に出走回避が発表されました。
15日(日)に阪神競馬場で桜花賞(G1)トライアル・フィリーズレビュー(G2)が開催される。ディープインパクト産駒の良血馬ヒメノカリス(牝3歳、栗東・池江泰寿厩舎)に武豊騎手が初コンビで騎乗することに注目が集まる。弥生賞ディープインパクト記念(G2)を同産駒のサトノフラッグとの初コンビで勝利を収めた武豊騎手。初コンビのディープインパクト産駒で2週連続の重賞制覇がかかる。
新馬戦は直線で前が塞がって不完全燃焼の3着に終わる。次走の未勝利戦はスタートで後手を踏むも、すぐさま2番手まで押し上げ、直線を向くと楽な手ごたえで後続に3馬身半差をつける圧勝。ヒメノカリスの素質の高さを感じさせる1戦となった。そして今回、重賞初挑戦となる。
また血統面でも期待のかかる1頭でもある。父・ディープインパクト、母ドバイマジェスティは、全兄に皐月賞(G1)、大阪杯(G1)でG1・2勝を挙げたアルアインがいる良血馬。兄は3歳時に毎日杯(G3)を制し、滑り込みで出走した皐月賞(G1)を制している。妹もフィリーズレビューを制し、桜花賞へ駒を進めたいところだ。
そしてなんと、フィリーズレビューの開催日3月15日は武豊騎手の51回目の誕生日。
昨年の菊花賞(G1)は、亡き父・武邦彦氏の誕生日にディープインパクト産駒のワールドプレミアで勝利している。次は自身の誕生日の番。ヒメノカリスとともに、自らの誕生日に花を添えられるか、名手の手腕も見どころだろう。
いい流れにある良血馬と名手のコンビに、ひとつだけ「不安」がある。
フィリーズレビューのフルゲート18頭に対して、特別登録馬は26頭。そのうち賞金順の上位8頭は出馬投票をすれば出走確定となるが、残りの18頭は1勝馬で収得賞金が横並びの状態だ。回避馬がいなければ、残り10頭の出走枠をかけて「10/18」の抽選が立ちはだかる。
かつて名牝ブエナビスタも「6/17」の抽選を突破して、阪神JF(G1)を制している。名馬の条件には抽選突破の「運」も必要なのかもしれない。
「武豊騎手はキタサンブラックの有馬記念の公開枠順抽選で、2年連続で1枠を引き当てる『強運』をみせています。今回の出走馬の抽選を武豊騎手が行うわけではありませんが、名牝候補のヒメノカリス、誕生日の武豊騎手のためにも抽選突破して欲しいですね。
同日に中山競馬場で行われる桜花賞トライアル・アネモネS(L)にもダブル登録している馬が5頭いるため、実際には『10/18』より抽選突破確率は上がるでしょう」(競馬記者)
確率が上がるとはいえ、まだ出走が確定していない状況。もし抽選落ちとなると、誕生日の武豊騎手がメインレースに騎乗できなくなってしまう。まずは「抽選の壁」を突破することを切に願う。
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