
高輪ゲートウェイ駅「入口」に「まるで競馬場」の声!? 「JR」「緑」「ゲート」……オープン直前も課題山積
9日、JR東日本は1971年の西日暮里駅以来、約49年ぶりに誕生する山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」駅舎を、報道陣に向けて公開した。
構内ではAIを活用した無人決済店舗「TOUCH TO GO」、案内、清掃、警備、さらに移動サポートも担う自律移動型ロボット、またこれまでとは違いタッチセンサーが斜めになっている自動改札機が設置されるなど、これまでの駅にはなかった新しい取り組みも行われるという。
技術の粋を集めた作りになっている「高輪ゲートウェイ駅」。しかし、それらよりもまず大衆の注目を集めたのは、その駅名が書かれた看板。そこに使用されていたフォントだった。他の山手線の駅とは違い、「明朝体」に似ているフォントが使われているのだが、これが「ダサい!」と大不評。SNSを中心に批判の声があがっている。
「高輪ゲートウェイ駅は、この名前に決定した際も、『地域にそぐわない』として撤回を求める署名が4万人を超えるなど騒動が起こっていました。完成前から悪い意味で話題となっていたこともあり、今回の看板にも否定的な声をあげる人が多かったように思えます。
個人的にも違和感は強いですが、それと同じくらい競馬場っぽいなぁという気がします。緑地に白抜きで書かれていることや、『ゲート』や『ウェイ』という単語。またJRの文字もがJRAを想起したりするからなのかも。かつて中央に『ゲートウェイアーチ』という馬がいましたが、そのうち『ゲートウェイ』と命名された馬も登場するかもしれません。ちょっと競馬脳すぎるでしょうか?(笑)」(競馬記者)
開設前から散々な言われようの高輪ゲートウェイ駅は3月14日に開業予定。同駅は「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、東京と世界をつなぐ玄関口となることを目指す」というが、世界どころか、まずは都民に受け入れられることが課題になるのかもしれない。残念な評価を覆す日は訪れるのだろうか?
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