
JRA武豊マイラプソディと接戦を演じた「遅れてきた大器」が単勝1.8倍の完勝劇! 良血馬ルリアンが骨折乗り越え、大きな1勝
その名を覚えておきたい。
21日、阪神競馬場で行われた6R・3歳未勝利は、1番人気のルリアン(牡3歳、栗東・佐々木晶三厩舎)が優勝。遅れてきた大器が、単勝1.8倍の圧倒的人気に応えている。
13頭立てで行われた芝2200mのレース。まずまずのスタートを決めたルリアンは、行きたい馬を行かせる形の好位へ。やや掛かり気味だったことあり、鞍上の川田将雅騎手が上手く壁を作った。
レースは逃げ馬が飛ばす縦長の展開だったが、勝負所を迎えると徐々に馬群が詰まる。ルリアンは最後の直線を迎えた際、まだ前とは3馬身ほど差があったが、そこからの手応えが違った。先に抜け出したウィズダイヤモンズを残り200mで捉えると、最後は川田騎手が流してゴール。キャリア2戦目、約8カ月ぶりのレースを白星で飾った。
「この日はプラス24kgと、いかにも長期休養明けという印象。レースも、まだまだ全開といった感じではなかったですが、ここでは力が違い過ぎました。1度使われたことで変わってくるでしょうし、今後が楽しみです。春のクラシックには間に合わないかもしれませんが、秋まで覚えておきたい馬ですね」(競馬記者)
ルリアンのデビュー戦は昨年7月の中京・芝2000mと、いわゆる“エリートコース”だった。
結果は3/4馬身差の2着だったが、勝ったマイラプソディはその後、野路菊S(OP)を5馬身差で圧勝すると、京都2歳S(G3)も連勝。今年2月の共同通信杯(G3)でデビューからの連勝が止まったものの、牡馬クラシックの有力候補に名を連ねている。
そんなマイラプソディとコンマ1秒差のデビューだったのだから、ルリアンもクラシック級の逸材と言えたはずだ。だが、レース後に骨折が判明。約8カ月の休養を余儀なくされ、この日ようやく初勝利を飾った。
「昨日(20日)のフラワーC(G3)を産駒が勝つなど、今ブレイク中のキズナ産駒です。兄弟に目立った活躍馬はいませんが、祖母のバレークイーンは日本で屈指の名牝。叔父にダービー馬のフサイチコンコルドや、皐月賞馬のアンライバルドがいます。
他にもヴィクトリー(皐月賞)、現役で活躍しているエスポワール(ターコイズS・2着)などがいる非常に活気のある一族。ルリアンも順調に行けば将来、重賞を勝てるだけの器だと思いますね」(別の記者)
1つ勝ったことで、大舞台へ確実な一歩を踏み出したルリアン。一足先に春のクラシックへ挑むマイラプソディの活躍次第では、この馬の評価も大きく上がりそうなだけに、今後の動向が注目される逸材だ。
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