GJ > 競馬ニュース > 宝塚 史上最高メンバーで大復活!?  > 2ページ目
NEW

JRA「グランプリ失格」宝塚記念(G1)史上最高メンバーで大復活!? サートゥルナーリアVSウインブライトに「ドバイ組参戦」の可能性も

 毎年、春競馬の締めくくりのレースとして開催されている宝塚記念だが、近年は先に春G1を戦った有力馬が秋を見据えて休養に入るなど「メンバーレベルの低下」が嘆かれていた。

 実際に、昨年の1番人気は1年以上勝利から遠ざかっていたキセキ。一昨年も同じく1年以上勝利がないサトノダイヤモンドが主役を務めるなど、一部の競馬ファンから「まるでG2のようなメンバー」「グランプリ失格」などと揶揄されることも……。

 特に4月の大阪杯がG1に昇格してから、その傾向にますます拍車がかかり、同じグランプリとなる有馬記念(G1)と比較して、あまりにもメンバーの劣化が目に付いていた。

 しかし、今年はすでに、金鯱賞(G2)を圧倒的な人気で制したサートゥルナーリアが出走の意向を表明。そこに今回のドバイ中止の“余波”を受け、ウインブライトも参戦の意向を示したというわけだ。

「ウインブライト陣営が語っている通り、ドバイが中止になったことでレースこそ使っていませんが、検疫の問題が発生します。そう考えると、例年だと遅すぎる開催の宝塚記念が、今年に限ってはちょうど良い間隔になりそう。新型コロナウイルスの影響は深刻ですが、宝塚記念には思わぬ“好影響”が出るかもしれません」(別の記者)

 ドバイ遠征組にはウインブライトを始め、G1・6勝のアーモンドアイ、昨年の香港ヴァーズ(G1)制したグローリーヴェイズ、昨年のジャパンC(G1)で2着したカレンブーケドールなども名を連ねている。もし、これらが宝塚記念に出走すれば、例年にない超豪華メンバーになる可能性がある。

 ただ、問題は6月の宝塚記念まで日本の競馬が開催を続けられるか……。そういった意味でも、1日でも早い新型コロナウイルスの終息を祈りたいところだ。

JRA「グランプリ失格」宝塚記念(G1)史上最高メンバーで大復活!? サートゥルナーリアVSウインブライトに「ドバイ組参戦」の可能性ものページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  4. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  5. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る
  8. JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆