
JRA桜花賞(G1)女王レシステンシアら「王道」チューリップ賞組VS「逆襲」リアアメリア&「新星」デアリングタクト!【1週前追い切り】
リアアメリアはデビュー2連勝で臨んだ阪神JFで単勝オッズ1.8倍の断然人気に支持されたが、まさかの6着に敗れた。
「自ら逃げてレコード勝ちしたレシステンシアが規格外の走りだったことは確かですが、それにしても伸びませんでしたね。上がり3ハロン35.7秒は全体3位。勝ったレシステンシアは仕方ないにしても、中団からレースを運んだクラヴァシュドールにも及ばなかったのは、この馬らしくない負け方だったと思います」(競馬記者)
レース後に川田将雅騎手は「今日は終始、進んでいきませんでした。敗因をこれから探したいと思います」と話していたが、4か月の間に軌道修正はできたのだろうか。
1日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、川田騎手を背に6F81秒7-11秒6をマークした。「全体的にしっかりした感じがあるので、前走後からいい時間を過ごしてきたのかなと思います。順調です」と好感触だ。昨年のグランアレグリアに続き、休み明けから桜の女王戴冠なるか。
登録23頭で唯一の無敗馬、2戦2勝のデアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)も虎視眈々と一発を狙う。
一線級とは未対戦のため、その実力は未知数だ。しかし、前走のエルフィンSでは、後方から一気の脚で鮮やかに抜け出し快勝。勝ちタイム1分33秒6は、2007年ウオッカの1分33秒7を上回るレースレコードというオマケ付きだった。
1日の1週前追い切りでは、栗東CWコースを3頭で併せ、6F82秒5-1F12秒3を計測。ゴール前は遅れたが、杉山調教師は「前回の1週前と同じパターンで調整しました。前回よりも力んでいましたが、マイルなので、これでいいと思います」と順調さをアピールした。今年重賞4勝の松山弘平騎手とのコンビで無傷の桜花賞制覇を狙う。
他にもシンザン記念(G3)勝ち馬のサンクテュエールや、クイーンC(G3)勝ち馬ミヤマザクラなど好メンバーが1週前追い切りを順調に消化。チューリップ賞組を中心に混戦模様で本番を迎えそうだ。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、無観客で行われる桜花賞。果たしてどの馬が先頭でゴールを駆け抜けるのだろうか。
PICK UP
Ranking
23:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
関連記事
JRA桜花賞(G1)登録馬決定! 復権を誓う2歳女王レシステンシアVS「新星」デアリングタクト!! 「直行V」狙いのリアアメリア、前哨戦覇者マルターズディオサなど
JRA「逆襲のリアアメリア」桜の女王戴冠に虎視眈々! もはや直行は割引にならない!? 陣営の出した「答え」とは……
JRA「騎乗停止」横山典弘ミッキースワロー日経賞(G2)快勝も……池添謙一モズベッロ「勝った馬に寄られて」で桜花賞(G1)週アウト
JRA桜花賞・オークスにつながるフラワーC(G3)、「母の父」から馬券攻略のヒントを発見!
JRA桜花賞「史上最高級ボーダー」で陣営悲鳴!? エルフィンS「圧勝」デアリングタクト除外危機の異常事態