
JRA桜花賞(G1)女王レシステンシアら「王道」チューリップ賞組VS「逆襲」リアアメリア&「新星」デアリングタクト!【1週前追い切り】
12日に阪神競馬場で開催される桜花賞(G1)。2歳女王レシステンシア(牝3歳、栗東・松下武士厩舎)が前哨戦で敗れたことで、一転混戦ムードとなっている。1週前追い切りが東西トレセンで行われ、有力馬の陣営はそれぞれ手応えを口にしている。
前走のチューリップ賞(G2)でまさかの3着に敗れたレシステンシア。
2日の1週前追い切りでは、武豊騎手を背に栗東坂路で4F56秒0-1F13秒0を馬なりで計測。武騎手は「先週、速い時計を出しているので、(1週前追い切りは)55秒くらいの感覚。前進気勢もあって、力のいる馬場を上手に走っていた」と好感触だ。松下調教師も「動きは良くなっている。2歳時は使うごとにパフォーマンスが上がっていましたからね」とひと叩きされた上積みを強調している。
そのレシステンシアをチューリップ賞で破り、重賞初制覇を飾ったのがマルターズディオサ(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎)だ。
前走後は栗東に滞在して調整してきた。2日の1週前追い切りはCWコースで併せ馬を敢行。6F80秒2-1F12秒1をマークした。手塚調教師は「動きは良かった。1週前でしっかりやりました。順調です」と手応えを口にしている。
関東馬によるチューリップ賞制覇はマルターズディオサを除き過去3頭いるが、いずれも桜花賞では結果が出ていない(2012年ハナズゴール:回避、15年ココロノアイ:10着、17年ソウルスターリング3着)。栗東滞在は吉と出るだろうか。
チューリップ賞2着のクラヴァシュドール(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)は、1日に栗東CWコースで併せ馬。6F82秒0-1F11秒9で終始、余力を残して併入した。
前走で初コンビを組んだM.デムーロ騎手はレース後に「いい経験ができたし、この状態でいけるようなら」と手応えを感じた様子。「M.デムーロ×1勝馬×チューリップ賞ハナ差2着」は4年前のジュエラーと重なる。
過去10年で「6-6-6-26」と圧倒的な成績を誇るチューリップ賞組。今年も上位3頭の実力は折り紙付き。この中から桜花賞馬が誕生する確率はかなり高いのではないだろうか。
それ以外の路線では、阪神JF(G1)から直行するリアアメリア(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)とエルフィンS(L)から参戦するデアリングタクトに注目したい。
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