GJ > 競馬ニュース > 天皇賞・春にまるでG2の声!?  > 2ページ目
NEW

JRA天皇賞・春「まるでG2メンバー」の声!? 武豊「反対」も叫ばれる距離短縮論とワールドプレミア、グローリーヴェイズら「主役級」続々回避……

【この記事のキーワード】,

「今年も出走メンバーに苦労している天皇賞・春ですが、昨年もG1馬はフィエールマン1頭だけ。一昨年もシュヴァルグランだけと、近年は毎年のようにメンバーの低レベル化が問題視されています。

 そして同時に叫ばれているのが、天皇賞・春の距離短縮論。世界規模で見ても、現在はマイルから2400mが主流ですし、長距離レースは次々と淘汰されつつあります。

 実際に、日本でも数年前は識者を中心に『天皇賞・春の距離を短縮すべき』という声がありました。4月の大阪杯がG1に昇格したことで、一時は沈静化しましたが『2400mくらいで良いのでは?』という声は未だに根強いですね」(別の記者)

 ただ、その一方で天皇賞・春8勝を誇る武豊騎手は、伝統の一戦の距離短縮に否定的だ。

 無論、「時代遅れの感がある」と認めており、「一度みんなで考えてみる必要がある」とも語っているが、昔から長距離レースは騎手の見せ場と言われているだけに、名手たちにとっては腕の見せ所がなくなるのは寂しいということなのだろう。

 今年は2頭のG1馬に加え、阪神大賞典(G2)のユーキャンスマイル、日経賞(G2)のミッキースワローら前哨戦の勝ち馬を始め、日経新春杯(G2)の覇者モズベッロや弥生賞馬のメイショウテンゲンなど、充実期を迎えている新興勢力も多い。

 年々、厳しい立場に置かれる天皇賞・春だが“逆風”を吹き飛ばすような熱いレースを期待したいところだ。

JRA天皇賞・春「まるでG2メンバー」の声!? 武豊「反対」も叫ばれる距離短縮論とワールドプレミア、グローリーヴェイズら「主役級」続々回避……のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  4. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!