真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.04.15 11:30

JRA天皇賞・春「まるでG2メンバー」の声!? 武豊「反対」も叫ばれる距離短縮論とワールドプレミア、グローリーヴェイズら「主役級」続々回避……
編集部
「今年も出走メンバーに苦労している天皇賞・春ですが、昨年もG1馬はフィエールマン1頭だけ。一昨年もシュヴァルグランだけと、近年は毎年のようにメンバーの低レベル化が問題視されています。
そして同時に叫ばれているのが、天皇賞・春の距離短縮論。世界規模で見ても、現在はマイルから2400mが主流ですし、長距離レースは次々と淘汰されつつあります。
実際に、日本でも数年前は識者を中心に『天皇賞・春の距離を短縮すべき』という声がありました。4月の大阪杯がG1に昇格したことで、一時は沈静化しましたが『2400mくらいで良いのでは?』という声は未だに根強いですね」(別の記者)
ただ、その一方で天皇賞・春8勝を誇る武豊騎手は、伝統の一戦の距離短縮に否定的だ。
無論、「時代遅れの感がある」と認めており、「一度みんなで考えてみる必要がある」とも語っているが、昔から長距離レースは騎手の見せ場と言われているだけに、名手たちにとっては腕の見せ所がなくなるのは寂しいということなのだろう。
今年は2頭のG1馬に加え、阪神大賞典(G2)のユーキャンスマイル、日経賞(G2)のミッキースワローら前哨戦の勝ち馬を始め、日経新春杯(G2)の覇者モズベッロや弥生賞馬のメイショウテンゲンなど、充実期を迎えている新興勢力も多い。
年々、厳しい立場に置かれる天皇賞・春だが“逆風”を吹き飛ばすような熱いレースを期待したいところだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……