JRA「200万馬券」再び? 春G1に「激走の法則」皐月賞(G1)は「伏兵」キメラヴェリテが急浮上!

19日、中山競馬場でクラシック初戦の皐月賞(G1)が開催される。3月29日の高松宮記念(G1)から始まった4週連続G1のフィナーレを多くのファンは楽しみにしていることだろう。
コントレイル、サリオス、サトノフラッグの「3強」対決に注目が集まる皐月賞だが、過去3週のG1レースの結果を踏まえて、キメラヴェリテ(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎)に注目したい。
デビューからダート競走を使われてきたキメラヴェリテ。昨年10月には門別競馬場で行われた交流重賞・北海道2歳優駿(G3)を制した。しかし、その後は全日本2歳優駿(G1)で9着、ヒヤシンスS(L)で14着と大敗してしまう。
そこで陣営は大きく舵を切った。なんと初めての芝レースで、皐月賞トライアルの若葉S(L)に挑戦したのだ。お世辞にもダートでいい成績を残していたわけではないため、10番人気の伏兵扱いだった。
しかし、人気薄でマークされないことを逆手に取って単騎逃げを敢行。これが功を奏し、2着に粘りこんで皐月賞の優先出走権を獲得した。負けた相手は「6億円」ホースのアドマイヤビルゴ。同馬は日本ダービー(G1)でも期待される1頭で、キメラヴェリテにとって初の芝レースということを考えれば及第点の内容だろう。
管理する中竹調教師は皐月賞について「途中からでもハナへ行く」と堂々の逃げ宣言。また藤岡康太騎手も「すごくゲートが速いわけではないから、外の方がいい」と話しており、14番枠からの逃げにも好感触の様子だ。
本番でも果敢な逃げに期待がかかるキメラヴェリテだが、実は過去3週のG1レースで好走している馬の「法則」を満たす可能性が最も高い。
高松宮記念 1着モズスーパーフレア
大阪杯 3着ダノンキングリー
桜花賞 3着スマイルカナ
この3頭の共通点はいずれもレースで「ハナを切った」馬である。もしこの法則が続いているのであれば、「逃げ宣言」キメラヴェリテは狙いたい1頭だ。
皐月賞での逃げ切り勝ちは、07年にヴィクトリー、08年にキャプテントゥーレが人気薄で達成している。さらに藤岡康騎手と中竹調教師のコンビは、09年のNHKマイルC(G1)を10番人気ジョーカプチーノで優勝し、3連単238万円の超馬券を演出した。波乱の立役者となったコンビだけに、3強を出し抜く逃げには注意が必要だろう。
また桜花賞をエピファネイア産駒のデアリングタクトが制したため、皐月賞ではエピファネイアのライバル・キズナの産駒に注目が集まっている。キメラヴェリテは、そのキズナ産駒というのも不気味なところだ。
伏兵の活躍が多い皐月賞。芝2戦目のキメラヴェリテが、果敢な逃げで大波乱を起こすかもしれない。
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