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JRA皐月賞コントレイル「鬼門」1枠1番に「福永が不安」の声!? ビッグアーサー『前が壁』“伝説”の払拭チャンス到来も……

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 今年で80回目を迎える皐月賞。今回は2歳王者サリオス、ホープフルS(G1)勝ち馬コントレイル、弥生賞ディープインパクト記念(G2)を完勝したサトノフラッグの3強が中心になると見られている。

 そんな1戦を左右する最重要ポイントである枠順が発表されると、その3頭がどの枠に入るのかに関心が集まった。サトノフラッグが3枠5番、サリオスが4枠7番に決まるなか、コントレイルは「魔の1枠1番」を引いてしまった。

 1枠1番から皐月賞馬が生まれたのは26年前の1994年が最後。それどころか99年にここに入ったワンダーファングが「発走除外」。さらに翌2000年のラガーレグルスが最内を引いたものの、スタート直後に、鞍上を振り落とし「競争中止」となった。また翌年もジャングルポケットが2完歩目でつまずいてしまい、後方の位置取りを強いられ、道中外々をマクリ気味に追い上げたものの、このトラブルと距離ロスが響いて3着に終わっている。

「さらに09年に1枠1番で1番人気に支持されたロジユニヴァースは14着と完敗。昨年も2番人気のアドマイヤマーズが最内に入って4着に敗れました。コントレイルは上位人気だと予想されていますが、皐月賞を狙う馬にとって1枠1番は鬼門となっています」(競馬記者)

 コントレイルには、そんなジンクスを打ち破るかのような走りが期待される。だが、ネット上では早くも、鞍上が福永祐一騎手であることを不安視する声があがっているようだ。

「福永騎手は2016年のスプリンターズS(G1)で、単勝1.8倍の1番人気のビッグアーサーに騎乗した際、最後の直線で実況アナから『前は壁』といわれるほどの“どん詰まり”を見せて12着と惨敗。また昨年のチャンピオンズC(G1)でチュウワウィザードに騎乗したものの直線で進路を失い、4着。今年の大阪杯(G1)ではワグネリアンでインをロスなく回るも、外に出すタイミングを失ったのか、最後の直線では進路が塞がってしまい、5着に終わりました。

 そのため最内を進むことになる1枠1番だと、福永騎手が脚を余らせたまま、不完全燃焼に終わってしまう可能性が高いのでは……と不安に思っている人が多いみたいですね」(競馬誌ライター)

 しかし、コントレイルは先行できるタイプ。下手に中団に控えることなく、前で競馬を展開すればライバルに包まれることもないはずだ。福永騎手には、悪い印象を払拭するような手綱さばきを期待したいところ。

 コントレイル×福永騎手は、「魔の1枠1番」を攻略することができるのか。3強の一角に早くも試練が訪れている。

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