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JRAコントレイル自信があるゆえの皐月賞(G1)「直行」!? 狙いはむしろ「無敗の3冠」! 福永祐一はクラシック全制覇かかる

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 今年の皐月賞(G1)は3強といわれているが、そんなことはない?

 昨年のホープフルS(G1)を制し、3連勝でG1馬となったコントレイル(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は直行で皐月賞へ向かう。一昔前なら本番前にトライアルを一度使ってから臨むのが一般的だったが、近年の流れ的には直行こそが主流となりつつある。

 昨年の皐月賞馬サートゥルナーリアもホープフルSからの直行で勝利し、先週の桜花賞(G1)を圧勝したデアリングタクトもトライアルを使わずに2月のエルフィンS(L)からロングシュートを決めた。

 コントレイル陣営が気にかけていたのは同馬の気性面のケアだ。

「全休日明けなんかはけっこうやばい感じですよ。走りたい気持ちの強い馬なんです。でも調教をやり過ぎると食べていても体は増えない」と前のめりになりやすい気性から、身体への負荷が掛かり過ぎると、成長を妨げてしまう可能性を陣営は懸念していた。

 そのため、弥生賞ディープインパクト記念(G2)を使った場合、12月のホープフルSからの休養期間は2ヶ月しかないため、リラックスさせる時間が短くなってしまう。

 そこで陣営はホープフルSにおいて、コントレイルが皐月賞直行への課題をクリアできるかどうかを確認した。それは折り合いと本番と同じ舞台設定の勝利である。だが、陣営の懸念をよそに同馬が見せたのは、楽々と好位で折り合っての完勝といえる満点回答だった。

 この勝利により、迷いがなくなった陣営はすぐに皐月賞への直行を決定した。

「少なくとも休み明けがマイナスになるタイプではありませんし、ぶっつけでの出走を決めたのもそのため。あくまでも皐月賞に全力で向かいたいと思っています」とここまでは陣営の青写真通りの臨戦過程といえるだろう。

 生産者であるノースヒルズの前田幸治代表は、自信を隠さない。

「コントレイルにはディープインパクトの最高傑作になる可能性があると思います。父が成し遂げた無敗の3冠馬という偉業も、この馬となら、かなえられるのではないかと期待しております」

 ディープインパクトの最高傑作、無敗の3冠馬という言葉からも、巷でいわれるライバルとの対決よりもコントレイルという馬のさらにその先を見据えているようだ。

 トレセンと変わらないと自負する大山ヒルズでしっかりと乗りこまれた昨年の最優秀2歳牡馬にとって、3ヶ月半の休み明けは適度なリフレッシュ期間に過ぎなかったのかもしれない。

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