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2016.10.15 10:41

脚質に幅が出たスマートレイアーが今年も府中牝馬S(G2)から始動。 名手・武豊を背に「3度目の正直」なるか?
編集部
2013年春。 同世代の牝馬が桜花賞で頂点を争う日、未勝利戦でデビューを果たしたスマートレイアー。 桜花賞と同じ舞台、阪神芝1600mを経験馬相手に1分35秒3のタイムで快勝。その日の桜花賞の勝ちタイムが1分35秒0という事を考えれば、大いに可能性を感じさせるものであった。
同年の秋華賞では2着と健闘し、翌年の阪神牝馬Sで重賞初制覇。この実績だけを見れば『順風満帆』にも思えるが、その後は『追込』という脚質から”詰めの甘さ”を露呈した競馬が続く。
今年に入って身につけた『逃げ』という脚質を武器に、冒頭でも述べた東京新聞杯で1年10ヶ月ぶりの重賞制覇を飾った訳だが……その間、2年連続1番人気で挑みながらも、共に2着とあと一歩のところで勝てなかったのが、この府中牝馬Sなのである。
とはいえ、当コースでは1勝、2着2回と連対率100%。相性自体は決して悪いわけではない。
6歳となったスマートレイアーだが衰えは感じられない。古馬500万下と併せ1馬身差の先着。4F52秒-1F12秒2(馬なり)と好時計をマークと、今回も高気配をアピール。状態は今年が『最も充実している』とも言えるだろう。むしろ逃げ・先行脚質へチェンジし、脚質に幅が出て”詰めの甘さ”も解消されてきた印象だ。
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