GJ > 競馬ニュース > 国枝栄厩舎「栗東留学」  > 2ページ目
NEW

国枝栄厩舎が秋華賞(G1)のフロンテアクイーンで必殺の「栗東留学」敢行!勝負所を前に強いられた「屈辱のエビダンス」の真相とは

【この記事のキーワード】, ,

 その紫苑Sで2着だったヴィブロスは、本番で2、3番人気に推されることが濃厚な人気馬。対して3着のフロンテアクイーンは、ほぼ注目されておらず「穴馬」の域を出ない。2頭の評価が大きく分かれている主な理由は2つあり、1つはこの馬が名牝ヴィルシーナの全妹であること。

 そして、もう1つはヴィブロスが紫苑Sの3コーナーで「致命的な不利」を受けながらも2着まで巻き返した走りを見込まれたからだ。

 だが、紫苑Sの3コーナーで大きな不利を受けたのはヴィブロスだけではない。他にも紫苑Sに出走した多くの馬が被害を受けており、JRAが発表しただけでも7頭に上る。

 ただし、そこから上位に巻き返したのはヴィブロスとフロンテアクイーンだけだ。

 ヴィブロスの鞍上・福永祐一騎手が「落馬するほどの不利だった」と仕切りに訴えているおかげで、ここにきてもヴィブロスの巻き返しばかりがクローズアップされている。だが、実はフロンテアクイーンも蛯名正義騎手が「3コーナーの不利が大きかった」と話すほど相当な不利を受けている。

 その証拠に3コーナーで不利を受けた直後、蛯名騎手は早くも “エビダンス”(馬上で派手に動いて騎乗馬に推進力を与えるといわれている騎乗法)を敢行。

 無論、これは蛯名騎手にとっても完全に想定外、レースの勝負所を前に”奥の手”を出すつもりなどなかったはずだ。しかし、逆に述べれば、そうせざるを得ないほど3コーナーの不利は大きな減速を強いられたということだ。

国枝栄厩舎が秋華賞(G1)のフロンテアクイーンで必殺の「栗東留学」敢行!勝負所を前に強いられた「屈辱のエビダンス」の真相とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは