JRA天皇賞・春(G1)小兵メロディーレーン「フォロワー」3000人超えが“インスタ映え”目指して牝馬の「最高着順」更新へ!?

天皇賞・春(G1)の長い歴史の中で、これまで牝馬の出走が何度もあった。1953年にはレダが勝利し、2年後にセカイイチが2着に入っている。だが、1984年のグレード制度導入後は、同年のヤマノシラギクの6着が最高着順。一度も牝馬が馬券に絡んだことはない。
2年前もスマートレイアーが挑戦したが、7着に終わった。牝馬にとって高すぎる壁として存在している天皇賞・春に、今年は小兵メロディーレーン(牝4歳、栗東・森田直行厩舎)が挑む。
メロディーレーンは昨年9月の3歳以上1勝クラス(芝2600m)で、上がり最速となる35秒1の末脚を使い、2勝目をゲット。コースレコードを1秒9、JRAレコードを0秒2、そしてJRA最少体重記録をマイナス2キロ、それぞれ更新する記録ずくめの勝利をあげた。
そして2009年のポルカマズルカ以来、10年ぶりに牝馬として菊花賞(G1)に挑戦。坂井瑠星騎手と初タッグで臨んだ1戦では12番人気と下位人気だったが、最後方から競馬を展開。最後の直線では上がり最速タイとなる末脚を見せ、勝ち馬ワールドプレミアから0.4秒差の5着に入っている。
今年の始動戦となった日経新春杯(G2)で9着に終わると、主戦の岩田望来騎手はレース後に『2400mだと苦しかったです。距離は2600m以上欲しい』と距離延長を希望。そしてその言葉を証明するかのように、距離を伸ばした次走の阪神大賞典(G2)では勝ち馬ユーキャンスマイルから0秒4差の5着と成績をアップさせていた。
「JRAから発表されたレーティング順位で、メロディーレーンは菊花賞5着が評価され、牝馬109ポンドを獲得。牡馬と比較される際は4ポンド加算されるため、112ポンドだったミッキースワロー、モズベッロ、エタリオウ、ダンビュライトらを上回る5位にランクインしています。
レーティングというのはあくまでも指標のひとつ。ですが、このレーティング上位というのも、“もしかしたら……”と期待してしまう要因のひとつになると思います」(競馬誌ライター)
異例の小柄さからは想像できないパワフルな走りで、ファンを魅了するメロディーレーン。その人気に後押しされたのか、管理する森田調教師はメロディーレーンのインスタグラムを開設。稽古での軽やかに動いているさまや馬房で休む姿などが投稿され、フォロワーも3000人を超えるなど密かに注目されている。
現時点では『netkeiba.com』の事前オッズでは73.0倍の13番人気のメロディーレーン。天皇賞・春で好走し、ファンに“映える写真”を披露することができるだろうか。
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