JRA NHKマイルC(G1)も「2着狙いの法則」で楽勝!? 天皇賞・春「大穴」スティッフェリオも該当、そして現在「100%継続中」の傾向とは
また、来た。しかも今回は「2頭」も来てしまった……。
3日に京都競馬場で行われた天皇賞・春(G1)は、1番人気のフィエールマンが連覇を達成した。だがレース後、勝ち馬よりも大きな注目を集めたのは11番人気ながら、最後まで大本命を追い詰めたスティッフェリオの激走だったのではないろうか。
14頭中の11番人気、単勝オッズは64.2倍。これまでG1では5戦して掲示板(5着以内)に載ったことすらなく、その内3戦は二ケタ着順に大敗している。常識的に捕らわれていれば、手を出し辛い存在だったことは明らかだ。
しかし、今年のG1を席巻している「ある法則」に身を委ねていれば、スティッフェリオを本命「◎」……いや、少なくとも対抗「〇」には据えることができたというから驚きだ。
発端は、先月の大阪杯(G1)だった。勝ったのは5枠のラッキーライラックだったが、注目は「2着」が8枠だったことだ。そこから「2着馬の枠」を追っていくと、下記のようになる。
大阪杯 2着は8枠(桜花賞の8枠→2着)
桜花賞 2着は8枠(中山GJの8枠→2着)
中山GJ 2着は8枠(皐月賞の8枠→3着)
皐月賞 2着は4枠(天皇賞・春の4枠→2・3着)
天皇賞・春 2着は4枠(NHKマイルCの4枠→??)
上記の通り、前回のG1で2着だった『枠』は「次のG1で3着以内に来る」という現象が、現在5レース連続で続いているのだ。
「実はフェブラリーS(G1)で2着だったケイティブレイブも8枠だったんですが、次の高松宮記念(G1)では8枠のモズスーパーフレアが勝利と、しっかり馬券圏内に来ていましたね。
それもモズスーパーフレアが9番人気、皐月賞のガロアクリークが8番人気、天皇賞・春のスティッフェリオが11番人気と、高配当のカギを握った穴馬も該当しているのが興味深い(笑)。もちろん偶然に過ぎないことは確かですが、5連続となると、今週のNHKマイルCでも積極的に狙っていきたいですね」(競馬記者)
また、今年のJRA・G1はここまで7レース行われたが、すべて「8枠」の馬が馬券に絡んでいる。こちらも目が離せない傾向だ。
フェブラリーS→16番人気ケイティブレイブ2着
高松宮記念→9番人気モズスーパーフレア1着
大阪杯→4番人気クロノジェネシス2着
桜花賞→1番人気レシステンシア2着
中山GJ→3番人気メイショウダッサイ2着
皐月賞→8番人気ガロアクリーク3着
天皇賞・春→1番人気フィエールマン1着
NHKマイルC→??
先週の天皇賞・春のように外枠は一般的に不利と言われているが、そんなハンデを跳ね返しての奮闘ぶり。逆に3枠より内側で連対したのは、1枠1番から皐月賞を勝ったコントレイルだけと、今年のG1では極端な「内枠<外枠」という傾向が出ている。
今週のNHKマイルCも現在、登録22頭とフルゲートが予想される混戦だ。もし馬券予想で迷ったのなら、先週の天皇賞・春で2着に来た「4枠」や、今年のG1で絶好調の「8枠」の馬を狙ってみてはいかがだろうか。
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