GJ > 競馬ニュース > ドバイ組「最初の実戦」はあの馬!
NEW

JRAアーモンドアイ、アドマイヤマーズ陣営も大注目!? Uターン帰国・ドバイ組「最初の実戦」はあの馬!

JRAアーモンドアイ、アドマイヤマーズ陣営も大注目!? Uターン帰国「ドバイ組」マスターフェンサーが先陣を切る!の画像1

 猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、競馬にも世界的な被害が出ている。すでに欧米を中心に休止や延期が発表されており、日本でも無観客ながら何とか開催が続いている状況だ。

 特に3月のドバイワールドカップ開催がすべて中止になったことは、日本だけでなく、世界にも大きな衝撃を与えた。

 今年、日本からはG1・6勝馬アーモンドアイや、昨年の香港ヴァーズ(G1)を制したグローリーヴェイズなど、史上最多となる20頭が参戦を予定していた。しかし、現地入りを果たした後に開催中止が決定。戦わずして、帰国を余儀なくされた経緯がある。

 3月29日に帰国した日本馬20頭は、帰国検疫を受け、さらには約3週間の着地検疫を受けることに……海外G1に向けてコンディションを整えたものの、レースに使うことなく帰国するという、陣営は今後に向けて非常に難しい選択を迫られた。

 その結果、アーモンドアイやウインブライトなどは、すでに日本復帰戦を予定しているが、グローリーヴェイズは昨年2着だった天皇賞・春(G1)の出走も難しくなり、ローテーションが白紙に。管理する尾関和人調教師の「天皇賞・春に向かうにしても、現地ではまったく乗っていないし、今後はどうするか……」というコメントは、各陣営の苦悩をアリアリと物語っていた。

 そんな中、一足早く“日本復帰”を果たす馬がいる。10日に東京競馬場で開催されるブリリアントS(OP)に出走するマスターフェンサー(牡4歳、栗東・角田晃一厩舎)だ。

 今年2月に金蹄S(1600万下)を勝ち上がって、オープン入りを果たしたばかりのマスターフェンサー。だが、昨年は米ケンタッキーダービー(G1)から米国G1を3連戦するなど、高い素質と豊富な海外経験を持っている。

 その点が評価され、陣営は春の大目標をドバイワールドカップ(G1)に定めていたが、残念ながらレースは中止。仕切り直しの1戦として、今週のブリリアントSに出走する。『netkeiba.com』の事前オッズでは1番人気に予想されており、メンバー的にも負けられない戦いになりそうだ。

「今年のドバイ組に関しては、気の毒としか言いようがありません。アーモンドアイやグローリーヴェイズ、アドマイヤマーズなど、日本のG1で1番人気になってもおかしくない超有力馬も多いだけに、その後の動向は春競馬そのものに大きな影響を与えそうです。

 そんな中で、今週復帰するマスターフェンサーの動向を気にしている関係者は多いですね。もちろん、各陣営や管理馬のコンディションによって事情は異なりますが、それでも“ドバイショック”の1つの目安にはなるはず。明日は我が身ではありませんが、メンバー的にもマスターフェンサーの善戦を期待している関係者は多いですね」(競馬記者)

 6日に、栗東のCウッドで最終追い切りを行ったマスターフェンサーは6ハロン80.2秒、ラストは12.2秒の好時計。角田調教師は「もうちょっと調整時間が欲しかった」と危惧したものの「動きは悪くない。今のデキで勝ったら先々が楽しみ」と期待を寄せている。前出の記者によると「8分くらい」の仕上がりのようだ。

 ここを勝って賞金を加算できるようなら、ビッグレース出走が視野に入ってくるマスターフェンサー。巻き返しを図りたい「ドバイ組」の先陣を華々しく勝利で飾りたいところだ。

JRAアーモンドアイ、アドマイヤマーズ陣営も大注目!? Uターン帰国・ドバイ組「最初の実戦」はあの馬!のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは
  4. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  7. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  8. JRA阪急杯(G3)川田将雅ブチギレ怒声「ユーイチ!!」から1年……ダノンファンタジーVSレシステンシアは「鞍上」因縁対決?
  9. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……