JRA “国内無敗”クリソベリルが帝王賞(G1)で復帰! オメガパフュームらを相手に「無敗街道」を突き進めるか

2月29日に開催されたサウジCで7着に終わったクリソベリル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)。同馬が国内復帰戦として、6月24日に大井競馬場で行われる帝王賞(G1)を予定していると、所有するキャロットクラブがホームページで発表した。
国内で無敗を誇っていたクリソベリルは、ゴールドドリームとともにサウジCに挑戦。だがクリソベリルは中団からレースを進め、最後の直線を迎えるも、末脚が不発に終わり7着。初の海外初戦は「世界の壁」に跳ね返されていた。
「サウジCは優勝賞金が1000万ドル(約11億円)、世界最高額の賞金総額約22億円を誇り、さらに海外遠征にかかる莫大な費用も主催者が負担する招待戦。そのため昨年の米最優秀3歳牡馬マキシマムセキュリティや19年のブリーダーズC(G1)2着マッキンジー、18年のドバイターフの勝ち馬ベンバトルら強豪が集っており、メンバーは世界最高レベルでした。
ノーザンファーム吉田勝己代表も、『普通に走ればマキシマムセキュリティは断然』だと語るなど勝負気配は薄かったですね。ただ『5着でも1億円以上の賞金ですから』と、日本のフェブラリーS(G1)の優勝賞金を上回る額が支払われると明かしていました。5着内ならば御の字で、次のドバイに備えるというプランだったのかもしれません」(競馬誌ライター)
だが、クリソベリルの次なる舞台として設定されていたドバイワールドC(G1)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止。海外のライバルたちにリベンジの機会を失い、ほろ苦い思い出とともに初の海外遠征は幕を閉じた。
「音無師はサウジC後に『今日は不完全燃焼でした。ドバイで頑張ります』とコメントしていたのですが、不満の残る結果となりましたね。ただ誰もが予想しない事態が世界規模で発生したため、こればっかりは致し方ないところ。復帰予定の帝王賞で、ウサを晴らすかのような走りを見せてもらいたいです」(競馬記者)
今年の帝王賞には、昨年の覇者・オメガパフュームをはじめ、川崎記念(G1)勝ち馬チュウワウィザード、かしわ記念(G1)を勝ったワイドファラオ、さらに近2走のG1で2度も2着に入るなど復調気配のケイティブレイブらが出走予定。熱いレースが繰り広げられることが期待されている。
クリソベリルの国内無敗は継続するのか。それとも迎え撃つライバルたちに軍配があがるのか。上半期ダートの大一番は例年にも増して盛り上がりそうだ。
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