GJ > 競馬ニュース > ブラストワンピース×川田 コンビ継続!
NEW

JRA宝塚記念(G1)ブラストワンピース×川田将雅コンビ継続! 近年稀に見る好メンバー揃うも巻き返しの余地あり

【この記事のキーワード】, ,

JRA宝塚記念(G1)ブラストワンピース×川田将雅コンビ継続! 近年稀に見る好メンバー揃うも巻き返しの余地ありの画像1

 6月28日に行われる春のグランプリ・宝塚記念(G1)にブラストワンピース(牡5、美浦・大竹正博厩舎)が参戦する。同馬が所属するシルクホースクラブのHPで川田将雅騎手に依頼したことが発表された。

 ブラストワンピースは3番人気に支持された前走の大阪杯(G1)を7着に敗れたが、同レースは前半1000mが60秒4、後半が58秒と、前後半で2秒以上の落差があったような超スローペースだった。3着以内が先行した馬ばかりで決まったように、後方から外を回した同馬には展開も向かなかったといえる。

 ただ、気になるのは近走で、前半の出脚がつかなくなっていることだろう。大阪杯はスローペースだったにもかかわらず、川田騎手が促しても前に進んで行かず、位置取りが悪くなる一方だった。3、4コーナーにかけて外からまくったものの、3番手まで追い上げたところで力尽きた。

 騎乗した川田騎手は「ポジションを取りに行きたかったのですが、周りの方が速くて……」と前半で置かれたことを認め、ブラストワンピースを管理する大竹正博調教師も「一番嫌なパターンになりました。去年と同じ形でした。状態の問題ではないと思います」といずれも見解は一致した。

 先行策を取れたAJCC(G2)はこれよりもさらに遅いラップだったことから、現在のブラストワンピースは時計の掛かる馬場が好走条件となりそうだ。

「能力を発揮できなかった凱旋門賞(G1)は度外視できるとして、札幌記念(G2)とAJCCの川田騎手は好騎乗でした。ここまでコンビで4戦2勝と結果を出しているようにブラストワンピースとの相性はよさそうです。

 大阪杯は結果的に“行った行った”で決まったレースです。時計の出やすい軽い馬場に加え、距離も短かったといえます。その点、宝塚記念は開催も進んで時計も掛かる馬場になる傾向が強いだけに、距離が1ハロン延びることも好材料ではないでしょうか」(競馬記者)

 振り返ればブラストワンピースの初G1制覇となったのは、暮れの有馬記念(G1)の舞台だった。開催が進んで時計を要する馬場になりやすい時期に行われる宝塚記念なら好走条件に合いそうだ。

 同レースの開催は来月28日だ。川田騎手は18年のスプリンターズS(G1)をファインニードルで制して以来、芝G1を連敗中である。

 まだ1ヶ月以上も先の話となるが、それまでに連敗から脱出できているか。それともブラストワンピースで久々の芝G1勝利を手に入れることができるか。

JRA宝塚記念(G1)ブラストワンピース×川田将雅コンビ継続! 近年稀に見る好メンバー揃うも巻き返しの余地ありのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛