GJ > 競馬ニュース > サトノレイナスがデビュー勝ち!
NEW

JRAルメール「まだ子供」 サトノフラッグ全妹サトノレイナスがデビュー勝ち! 国枝厩舎からまた女傑候補誕生か!?

【この記事のキーワード】, ,

JRAルメール「まだ子供」 サトノフラッグ全妹サトノレイナスがデビュー勝ち!国枝厩舎からまた女傑候補誕生か!?の画像1

 7冠馬アーモンドアイを擁する国枝栄厩舎に新たな女傑候補がデビューした。

 7日、日曜東京5Rメイクデビューは単勝オッズ1.4倍の圧倒的1番人気に支持されたサトノレイナス(牝2、美浦・国枝栄厩舎)が快勝。全兄で弥生賞ディープインパクト記念(G2)を勝ったサトノフラッグの期待の良血が鮮やかにデビュー勝ちを飾った。

 兄はデビュー戦を6着に敗れたが、妹は初戦からしっかりと結果を残した。

 デビュー戦の2歳牝馬としては将来性を感じる競馬だ。1600m戦の前半3Fが38秒という超スローペースの5番手を追走。当然ながら前に行った馬が残る展開を上がり3F最速となる34秒1の末脚で差し切った。

 2着馬とは3/4馬身差だったものの、着差以上に余裕のある勝ちっぷりだったといえる。直線では外にもたれながらの追い出しで、C.ルメール騎手も「まっすぐに走ったらもっと楽勝だった」と素質を高く評価した。

「お兄さんもそうでしたが、スパッと切れる一瞬の脚はないかもしれません。その代わりいい脚を長く使うタイプですね。デビュー戦もスローペースを後方から追走しましたが、東京の長い直線でも脚が鈍ることなく前の馬を捉えました。

ルメール騎手が直線でムチを入れていましたが、手応えは終始楽だったようです。今日の感じだと距離が伸びた方がよさそうな印象ですね。上積みも大きそうですし、次走も楽しみな内容だったと思います」(競馬記者)

 国枝調教師が「まだ7、8分」とコメントしたようにまだまだ伸びしろはありそうだ。

 近年は早い時期に賞金を稼いで秋に備えるローテーションを採用する陣営も増えて来た。デビュー勝ちを決めたことで目標のレースから逆算して使えるのは大きい。

 血統的には忙しい距離の桜花賞(G1)よりもオークス(G1)が向いていそうな雰囲気もある。この後は一旦放牧に出して復帰は秋になりそうだ。

 次走ではどんな成長を見せてくれるのか楽しみな1頭だ。

JRAルメール「まだ子供」 サトノフラッグ全妹サトノレイナスがデビュー勝ち! 国枝厩舎からまた女傑候補誕生か!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】