JRA武豊も断念!? 函館開催「門限20時」“監獄”ルールで北海道目当てのジョッキーが続々参戦中止か……。

13日(土)からいよいよ夏競馬の開幕を告げる函館開催がスタートする。新型コロナウイルスの影響で北海道シリーズの開催が危ぶまれていたが、無事に開催へとこぎ着けた。
JRAは2月29日から始まった無観客競馬を依然として継続しているものの、4月と5月に実施された騎手の移動制限や競走馬の他ブロックへの出走制限は解除され、徐々に通常開催へと近づきつつある。
その一方で、函館開催は厩舎スタッフに「家族帯同の禁止」や「外出は極力控えて、20時以降の外出は禁止」といった厳しいルールが敷かれるようだ。
「滞在している助手や厩務員には日本調教師会・会長の橋田満調教師から通達があったようです。外出は極力避ける事となっており、外食するにしても大勢でなく2、3人程度。20時以降は外出禁止で、通用門で記名して入退出を管理させられるそうです。また、函館に直入で出走する場合は時間に限りがあるので、コンビニの指定までされているようです。東京や阪神ではそこまで明確な基準がないだけに異例の内容ですね」(競馬記者)
東京、阪神開催であれば、人馬は基本的に美浦と栗東から競馬場に移動するだけだが、函館開催は滞在するためクラスターを発生させるリスクを伴う。そのため、厳しいルールも納得できる内容である。
だが、函館開催に不安の声も聞こえてくる。
「飲食店の営業が再開された今、まるで監獄のようなルールを忠実に守れるかどうかですね。家族の同行が禁止になったため、函館に滞在するのは独身の若手などフットワークの軽い人が多くなりそうです。実際に、北海道開催は日常から離れられることを楽しみにしている人も多いですから。出張先で調教師の目がないため、羽目を外す人が出ないか心配です。全員がモラルある行動を取ってくれれば良いのですが」(別の記者)
JRAはこれまでに1度も開催を中止することなく、今日に至っている。積み重ねてきた努力を水泡に帰すようなことは避けてほしいものだ。
また、この通達は事前に騎手内にも伝わっており、スポットも含めて函館参戦しようとしていた騎手が急遽キャンセルするなど予定変更が起きているようだ。
「今年は大野拓弥騎手と丸山元気騎手が函館に滞在予定。昨年、北海道でブレイクのきっかけを掴んだ菅原明良騎手は参戦せず、武豊騎手も本来は滞在も視野に入れていたが、ほとんど函館では騎乗する予定はないそうです」(同)
今年はスタッフやその家族の事を考えて北海道を使わないという調教師もおり、例年より馬が少なく、騎乗馬が集まりづらいという事情も影響しているという話もある。また、札幌開催に替わると通称裏函と言われる函館で調教を行う事ができない予定ということも、馬が少なくなる要因のようだ。
今年の函館開催は異例の状況下で行われることになる。だが、レースは例年通りの熱気で北の大地から日本中を盛り上げてほしいものだ。
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