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JRAラッキーライラックに「超強力」データ! 宝塚記念(G1)キタサンブラックを破ったアノ馬、過去の年度代表馬が後押しする!?

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 28日、阪神競馬場で春のグランプリ・宝塚記念(G1)が開催される。かつては牝馬が勝てないレースだったが、近年はその傾向が変わりつつある。

 2005年の宝塚記念はタップダンスシチー、ハーツクライ、ゼンノロブロイ、リンカーンと好メンバーが揃ったレースだったが、優勝したのは11番人気の牝馬スイープトウショウだった。牝馬が同レースを優勝したのは、39年ぶり史上2頭目の快挙である。

 その後、ブエナビスタ、ジェンティルドンナといった名牝もその壁に跳ね返されてきた。だが、16年にマリアライト、昨年はリスグラシューが勝利したように、「牝馬は宝塚記念を勝てない」というのは、今となっては過去の話だ。

 リスグラシューは宝塚記念を勝利した後に、コックスプレート(G1)、有馬記念(G1)とG1・3連勝で年度代表馬にまで上り詰めた。今年の優勝馬もさらなる飛躍が期待されるだろう。

 今年は2頭の牝馬が出走を予定しており、その中でも最も勝利に近いのがラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)だ。

 前走の大阪杯(G1)で牡馬をなぎ倒してG1・3勝目を挙げたラッキーライラック。充実期を迎えた5歳牝馬は、宝塚記念でも主役となること間違いないだろう。

 そんなラッキーライラックの勝利を後押しするデータが存在する。

 まずは、5歳馬が宝塚記念を「6連勝中」ということだ。当然、ラッキーライラック以外にも5歳馬は6頭が出走を予定しているため、これだけではデータとしての信頼できるものではないだろう。

 ただ、これ以外にも好材料がある。実は、宝塚記念でドゥラメンテ、キタサンブラックを破ったマリアライト、年度代表馬に輝いたリスグラシューとラッキーライラックには「共通点」が存在する。

 それは5歳牝馬で宝塚記念に挑戦という点に加えて、前年のエリザベス女王杯(G1)の勝ち馬ということだ。同レースの勝利をきっかけにブレイクしており、ラッキーライラックも同じ臨戦過程と言えるだろう。

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