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JRA過大評価から一転して大コケ世代の仲間入り!? 総大将サートゥルナーリアもサッパリ……「牝高牡低」浮き彫りでコントレイルにも不吉な前兆?

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JRA過大評価から一転して大コケ世代の仲間入り!? 総大将サートゥルナーリアもサッパリ……「牝高牡低」浮き彫りでコントレイルにも不吉な前兆?の画像1

 今年の前期G1を締めくくったグランプリ・宝塚記念(G1)を終え、G1レースの開催もひとまずは秋までお預けとなる。数多くのドラマチックなレースが展開されたと同時に、期待に応えることの出来なかった馬も目立った。

 この上半期のG1で特に鮮烈な印象を残したのは、安田記念(G1)で8冠を目論んだ女王アーモンドアイを破ったグランアレグリア、宝塚記念(G1)で2着キセキに6馬身差の圧勝を演じたクロノジェネシスの2頭だろう。

 平地のG1レースで2着馬に1秒以上の差をつける圧勝劇は、2013年有馬記念(G1)を引退レースとなったオルフェーウルが2着ウインバリアシオンを8馬身突き放して以来、7年ぶりの快挙だ。

 そして2頭に共通しているのは、グランアレグリアが桜花賞(G1)、クロノジェネシスが秋華賞(G1)と、それぞれ昨年の牝馬クラシックを勝っていることである。

 対する同じ世代の牡馬陣は惨憺たる状況といえるかもしれない。皐月賞馬サートゥルナーリアは無敗の3冠や凱旋門賞挑戦の期待まであったが、皐月賞以降にG1で馬券に絡めたのはリスグラシューに完敗した昨年の有馬記念2着のみ。1番人気に支持された宝塚記念では精彩を欠いて4着と敗れた。

 これ以外もダービー馬ロジャーバローズは右前浅屈腱炎を発症して引退、菊花賞馬ワールドプレミアは今年の春の天皇賞(G1)を体調が整わずに回避、復帰戦についてもまだ不鮮明な状況だ。さらにはクラシックで上位を賑わせたダノンキングリーもG2は勝ててもG1では力不足を露呈。ヴェロックスに至っては確勝を期した小倉大賞典(G3)で9着に惨敗してしまった。

 救いがあったのは、NHKマイルC(G1)と香港マイル(G1)で存在感を見せたアドマイヤマーズ、チャンピオンズC(G1)と帝王賞(G1)を優勝したクリソベリルだが、王道といわれる芝の中距離路線とは異なる組だった。

「アドマイヤマーズが踏ん張っていたとはいえ、安田記念でグランアレグリアに完敗していますし、やはり牡馬が劣勢といえそうです。かつてエアグルーヴが牡馬相手に天皇賞・秋を勝った頃とは時代の変化を感じます。

近年はウオッカやジェンティルドンナをはじめ、牡馬相手に牝馬がG1を勝つのも珍しいことではなくなりつつあります。一部ではもう2キロのハンデ差は必要なくなったのではないかという声すら出始めていますからね」(競馬記者)

 同世代の牝馬が強かった上に、古馬となってG1未勝利に終わったイスラボニータ、ワンアンドオンリー、トーホウジャッカルがクラシックを分け合った2014年に似た雰囲気もある。

 サートゥルナーリア世代としては、低評価が定着する前に巻き返しを期したいところだ。

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 また、今年のクラシックはコントレイル、デアリングタクトがともに無敗で2冠を達成した稀有な年となった。とはいえ、近年顕著になっている「牝高牡低」の傾向を考慮すると、コントレイルも安穏としていられないかもしれない。

 いずれにしても今年の秋は楽しみなレースが多くなりそうだ。

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