JRA川田将雅、G1では“不要”だった!? 宝塚記念(G1)が象徴した上半期すべて「馬券圏外」の大不振。脱却のカギは……

上半期の総決算・宝塚記念(G1)が終わり、中央競馬は2020年の折り返しを迎えた。
今年は2月末から無観客競馬がスタートし、3歳ではコントレイル、デアリングタクトがともに無敗でクラシック2冠を達成。また古馬ではアーモンドアイがG1・7勝を飾るなど、競馬の歴史に新しい1ページが刻まれた。
また、リーディング争いも前半戦が終了し、トップは95勝のC.ルメール騎手。2位の川田将雅騎手が88勝で追いかける形になっている。60勝の武豊騎手が3位のため、2位とは28勝差もの大差がついており、早くもこの段階で上位2名での決戦の様相だ。
先週はルメール騎手が3勝、川田騎手が2勝とともに勝ち星を上乗せしており、まだまだこの先どうなるかわからないだろう。だが、今年G1・3勝を含む重賞7勝を挙げるルメール騎手に対して、川田騎手はG1未勝利で重賞3勝と大舞台での活躍では水をあけらているのが気になるところだ。
その不振の象徴ともいえるレースが、先週の宝塚記念である。
川田騎手のブラストワンピースは16着に惨敗。その一方で、かつて同騎手が主戦を務めていたキセキが復活を印象付ける2着、さらにブラストワンピースの元主戦である池添謙一騎手のモズベッロが3着に入った。かつてのお手馬とブラストワンピースの元相棒が活躍する中、川田騎手は全く見せ場なく終わってしまったのだ。
今年の川田騎手はチュウワウィザードで川崎記念(G1)、クリソベリルで帝王賞(G1)を勝っているが、JRAのG1での成績は9回騎乗し、すべて「馬券圏外」。最高着順はオークス(G1)のリアアメリアが4着に入ったもので、芝G1は現在「34連敗中」である。また、重賞でも3月にダノンスマッシュで制したオーシャンS(G3)以来、「18連敗中」と不名誉な記録を更新中だ。
「春も重賞では不振にあえいだ川田騎手ですが、秋以降も厳しい戦いとなりそうですね。最後に重賞を制したダノンスマッシュは乗り替わりとなってしまいましたし、芝中距離路線のパートナーであるブラストワンピースも宝塚記念で惨敗。オークスでリアアメリアが好走しましたが、得意な府中でのこと。秋華賞(G1)が行われる京都の内回りコースが合うかは疑問が残ります。
また、皐月賞(G1)をパスしてまで臨んだアンタレスS(G3)では、期待馬ベストタッチダウンに騎乗するも14着に大敗ですし、新コンビを組んだアドマイヤマーズでも結果を残せませんでした。そのため、ダートのクリソベリルを除けば、G1に期待できそうな有力馬がほとんどいない状況です。G1どころか重賞での苦戦も続いてしまいそうですね」(競馬記者)
昨年は12勝差でリーディングをルメール騎手に譲り、重賞勝利数でも1勝下回っていた川田騎手。だが、今年のこの状況を考えると、重賞勝利数ではさらに差を広げられることになってしまうだろう。
しかし、これから2歳戦が本格化する。有力なパートナーを確保できれば、2歳重賞で差を縮めることも十分に考えられるだろう。実際に、期待馬シュヴァリエローズで新馬戦を勝利しており、今後の活躍にも期待がかかる。
下半期の川田騎手の巻き返しは、夏競馬から勝負どころかもしれない。
PICK UP
Ranking
23:30更新
未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
JRA木幡育也騎手「謎の騎乗停止」で再びの”ドーピング”疑惑も……若手騎手が示してしまった「前例」
【競馬ライター募集】在宅テレワークOK! 副業希望OK、マイペースで副収入ゲットのチャンス- JRAソダシ脱落の大ピンチ!? フェブラリーS(G1)は“ヘビー級”が絶対的優位も「太りすぎ」はNG
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- 日本競馬が揺れた現役騎手による「禁止薬物」事件から8年。坂井瑠星、横山武史ら「5年連続」トップジョッキーを輩出…JRA「新ルール」が呼び込んだ若手黄金期【この日、何の日】2月12日編
- JRA・2歳戦線に「異常」あり!? 人間の世界とは正反対……早生まれは例年以上の高勝率も、狙い目は「圧倒的」単勝回収率の〇月生まれ!
- 武豊が来年クラシック制覇へ「超本気」モード!「選んだ馬が主役」といわれた”全盛時代”再現へ「超良血」新馬が続々集結!
- ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
- 2020年「G1未勝利」武豊をデータで徹底解剖!今年相性が良かった厩舎・馬主は?来年はクラシック戦線の主役へ!?
関連記事

JRA【CBC賞(G3)展望】高松宮記念「悪夢の降着」クリノガウディーは横山典弘に乗り替わり! アウィルアウェイは川田将雅で反撃か

JRA“どん底”川田将雅「芝G1・33連敗」「重賞17連敗」脱出へ一筋の光。 宝塚記念(G1)ブラストワンピースは「5年前」の再現次第

JRA宝塚記念(G1)「ブラストワンピース×川田将雅」の命運は“30秒”で決まる!? スタート直後の「〇〇」が好走のカギ

JRA 川田将雅を背に「変則2冠」目指した素質馬が復活も…… “裏開催”の苦い思い出が気にかかる!?

JRA宝塚記念(G1)ブラストワンピース、川田将雅を背に「気合」の1週前追い切り! “歯車が狂った”大阪杯(G1)のリベンジへ“第一関門”クリア!?

















