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サトノダイヤモンド、ネオリアリズムの真の姿!? 『ロンジン香港国際競走』の予備登録から垣間見える各陣営の「ホンネ」とは

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 ただ、そういった中でも陣営は2000mの香港Cを第1希望。無論、そこには春の安田記念で大敗した苦い経験も含まれているのだろうが、香港マイルを第2希望に据えている辺り、まだマイル路線に未練があるようだ。毎日王冠(G2)を調整不足で回避したこともあり、もしかしたら天皇賞・秋の後はマイルCSに参戦するのかもしれない。

イスラボニータ(牡5歳・美浦・栗田博憲厩舎)

第1希望 香港マイル(1600m)
第2希望 香港C(2000m)

 昨年は天皇賞・秋からマイルCSに転戦したが、どちらも3着と今一歩だったイスラボニータ。こちらはリアルスティールとは逆に、今年はマイル路線一本に絞って富士S(G3)から始動している。

 そういった意味で香港マイルの第1希望は、いわば「正論」。皐月賞馬が2000mへのこだわりを捨てるのは、陣営に様々な思惑があるに違いないだろう。

 他にも決意の2000m挑戦を表明したモーリスが第1希望を香港Cとしながらも、ちゃっかり香港マイルを第2希望に据えているのを見て思わずニヤリとしてしまった。こちらも堀調教師の慎重に慎重を重ねる性格が伝わってくる選択だ。

 いずれにせよ、他にもエイシンヒカリやラブリーデイ、レッドファルクスにビッグアーサーなど楽しみな馬が数多く登録している香港国際競走。こうして予備登録を眺めているだけで、今の日本競馬をリードする有力馬の陣営の思惑が見えてくるというわけだ。

 普段のレースを楽しむことも然ることながら、たまにはこのような側面で競馬を観察すると、見えてなかったものが見えたりするので是非ともオススメしたい。

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