GJ > 競馬ニュース > サトノダイヤモンド真の姿は?  > 3ページ目
NEW

サトノダイヤモンド、ネオリアリズムの真の姿!? 『ロンジン香港国際競走』の予備登録から垣間見える各陣営の「ホンネ」とは

【この記事のキーワード】, ,

 ただ、そういった中でも陣営は2000mの香港Cを第1希望。無論、そこには春の安田記念で大敗した苦い経験も含まれているのだろうが、香港マイルを第2希望に据えている辺り、まだマイル路線に未練があるようだ。毎日王冠(G2)を調整不足で回避したこともあり、もしかしたら天皇賞・秋の後はマイルCSに参戦するのかもしれない。

イスラボニータ(牡5歳・美浦・栗田博憲厩舎)

第1希望 香港マイル(1600m)
第2希望 香港C(2000m)

 昨年は天皇賞・秋からマイルCSに転戦したが、どちらも3着と今一歩だったイスラボニータ。こちらはリアルスティールとは逆に、今年はマイル路線一本に絞って富士S(G3)から始動している。

 そういった意味で香港マイルの第1希望は、いわば「正論」。皐月賞馬が2000mへのこだわりを捨てるのは、陣営に様々な思惑があるに違いないだろう。

 他にも決意の2000m挑戦を表明したモーリスが第1希望を香港Cとしながらも、ちゃっかり香港マイルを第2希望に据えているのを見て思わずニヤリとしてしまった。こちらも堀調教師の慎重に慎重を重ねる性格が伝わってくる選択だ。

 いずれにせよ、他にもエイシンヒカリやラブリーデイ、レッドファルクスにビッグアーサーなど楽しみな馬が数多く登録している香港国際競走。こうして予備登録を眺めているだけで、今の日本競馬をリードする有力馬の陣営の思惑が見えてくるというわけだ。

 普段のレースを楽しむことも然ることながら、たまにはこのような側面で競馬を観察すると、見えてなかったものが見えたりするので是非ともオススメしたい。

サトノダイヤモンド、ネオリアリズムの真の姿!? 『ロンジン香港国際競走』の予備登録から垣間見える各陣営の「ホンネ」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬