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JRA今年の「置き土産」はジナンボーにプレゼント!? 七夕賞(G3)D.レーン「騎乗停止」も心配無用!

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 12日、福島競馬場では荒れるハンデ重賞、七夕賞(G3)が行われる。D.レーン騎手と2度目のタッグを組むジナンボー(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)は重賞初制覇に挑む。

 自身2度目のG1挑戦となった前走の大阪杯(G1)は、道中2番手の好位を進み、優勝したラッキーライラックに0秒5差の6着と健闘した。前走後は放牧に出され、リフレッシュ。1週前、最終追い切りともに抜群の動きを見せており、有力馬の1頭としてレースに臨む。

 3勝クラスを卒業したのは昨年6月。その後は、秋のジャパンカップ(G1)を挟み、新潟記念(G3)と小倉大賞典(G3)に出走。54kgで臨んだ新潟記念はユーキャンスマイルのクビ差2着。1kg増え、55kgを課された小倉大賞典はカデナから「1.3/4+クビ差」の3着。いずれもローカルのハンデ重賞で馬券に絡む好走を見せ、着実に力をつけていることを証明した。

「今回のハンデは56kgと(斤量が)さらに増えましたが、前走時に近い出来なら勝ち負けは必至でしょう。むしろここで勝てないようなら、秋の大きいところは狙うのは厳しいのではないでしょうか。不安は、先週の福島で落馬事故の原因となり、2日間の騎乗停止処分を受けたレーン騎手の不調です」(競馬誌ライター)

 レーン騎手の短期免許期間は7月21日までだったが、騎乗停止処分を食らったことで今年のJRAでの騎乗は1週早く終えることになる。同騎手は初めて来日した昨年春に、ノームコアでヴィクトリアマイル(G1)を制するなど“レーン旋風”を巻き起こした。

 帰国前の最終週にはリスグラシューで宝塚記念(G1)を制覇。特例で1日限定の騎乗が認められた年末の有馬記念(G1)も制し、春秋グランプリを手中に収めた。

 今年は春のG1シーズンに合わせて来日。サリオスとのコンビで皐月賞とダービーで2着に入ったが、G1制覇はかなわず。最後は騎乗停止というケチまでついた。

「昨年は2度の来日を果たし、G1・3勝を含め、重賞で14戦7勝、「7-0-1-6」という驚異的な成績を残しました。今年はここまで14戦2勝、「2-4-1-7」。複勝率はあまり変わりませんが、勝ち切れていません。6月以降は平場などでも精彩を欠く騎乗が目立っています。特例がない限り、今年はJRAで騎乗することはないため、最後の重賞レース(七夕賞)で嫌なイメージを少しでも払拭して帰国の途に就きたいところでしょう。身元引き受け調教師の堀先生にも恩返しをしたいはずです」(同)

 昨年は宝塚記念と有馬記念というビッグタイトルを置き土産に帰国したレーン騎手。今年は「12冠ベビー」ジナンボーに初重賞タイトルという置き土産を残すことはできるか。

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