GJ > 競馬ニュース > グランメテオールがベールを脱ぐ!
NEW

JRA石橋脩「ラッキーライラックの夢」もう一度! アーモンドアイに完敗から2年……弟グランメテオールがベールを脱ぐ!

【この記事のキーワード】, ,

JRA石橋脩「ラッキーライラックの夢」もう一度! アーモンドアイに完敗から2年……弟グランメテオールがベールを脱ぐ!の画像1

 昨年のエリザベス女王杯(G1)で見事な復活勝利を上げ、今春の大阪杯(G1)では牡馬を蹴散らしてのG1・3勝目。宝塚記念(G1)こそ雨に泣いて6着に敗れたが、同世代のライバル・アーモンドアイと並んで現役最強の1頭に挙げられているラッキーライラック。

 その弟となるグランメテオール(牡2歳)が姉と同じ松永幹夫厩舎から、いよいよデビューの時を迎えることになりそうだ。

 三冠馬オルフェーヴルの初年度産駒だった姉は、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制し、父に名種牡馬の仲間入りをさせた。ダイワメジャー産駒の弟に松永幹夫調教師は「まだ幼いところがある」と言いながらも、「良い物を持っている」と高評価。

 2歳戦から強いダイワメジャー産駒だけに、期待は膨らむばかりだ。

「今週25日の新潟(芝1600m)でデビューするようですね。正直、追い切りの動きは目立ったものではないんですが、見た目は2歳馬にして筋骨隆々というか、いかにも“ダイワメジャー”。姉もキレというよりは、しっかりした先行力が武器のタイプだけにイメージは近いですね。

ダイワメジャー産駒ということで、守備範囲はマイル前後から2000mまででしょうか。姉のように2歳王者を目指してほしいですね」(競馬記者)

 姉のラッキーライラックは、直近の宝塚記念で524kgと雄大な馬体をしているが、弟のグランメテオールはそこまで大きな馬ではないようだ。だが、姉もデビュー時は480kg。そこから成長を重ねて今があるだけに、今後に大きな成長が期待される。

「除外の可能性もあるようですが、デビュー戦は姉の手綱も執った石橋脩騎手が務める予定。志半ばでラッキーライラックとのコンビを解散している石橋騎手だけに、その鬱憤を晴らすような快進撃を期待したいですね」(別の記者)

 2017年8月に石橋騎手と共にデビューしたラッキーライラックは3連勝で阪神JFを制覇。5年ぶりのG1制覇となった主戦・石橋騎手の手綱さばきも大きく注目された。

 だが、翌年のクラシックではアーモンドアイの前に完敗……その後もコンビを組むが結果は出ず、C.スミヨン騎手に乗り替わった昨年11月のエリザベス女王杯で、ラッキーライラックが復活勝利を上げたことで無念のコンビ解散となってしまった。

 あれから1年、奇しくもグランメテオールがデビューを迎えるのは、姉と同じ新潟マイル戦だ。

「姉と比べるのはまだ早い」とのことだが、陣営の期待値は決して低くないはずだ。ラッキーライラックで阪神JFを勝って以来、G1制覇から遠ざかっている石橋騎手。先週通算700勝の節目を迎えているだけに、ここは大きな期待を持って挑みたい一戦だ。

JRA石橋脩「ラッキーライラックの夢」もう一度! アーモンドアイに完敗から2年……弟グランメテオールがベールを脱ぐ!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. 武豊「世界レベルでやれる馬」海外重賞ウイナーと再コンビ決定! 気になる「主戦」川田将雅の動向は?
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  8. JRAデムーロ「サートゥルナーリア交代」の裏に「究極の選択」? あの名物オーナー馬との関係
  9. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  10. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か