GJ > 競馬ニュース > ワンダフルタウン「8馬身差」大楽勝も...
NEW

JRA驚愕ワンダフルタウン「8馬身差」レコードで大楽勝! クラシック有力候補浮上も、本当に評価を高めたのは「世代No.1」とウワサされる、あの大器?

【この記事のキーワード】,

JRA驚愕ワンダフルタウン「8馬身差」レコードで大楽勝! クラシック有力候補浮上も、本当に評価を高めたのは「世代No.1」とウワサされる、あの大器?の画像1

 25日、新潟競馬場で行われた2歳未勝利(芝1800m)は、1番人気のワンダフルタウン(牡2歳、栗東・高橋義忠厩舎)が2歳コースレコードで大楽勝。2着馬に8馬身差をつける圧巻の走りで、単勝1.4倍の人気に応えた。

 13頭立てで行われた芝1800mのレース。まずまずの発馬だったワンダフルタウンだが、先行争いが激しくなったので、無理せず中団から。ペースが落ち着いたところでポジションを上げると、最後の直線入り口では先頭集団を射程圏に。残り200mで先頭に立つと、一気に後続を引き離して勝負を決めてしまった。

「期待通りの走り。ゲートもそこそこ出たし、扱いやすい馬です」

 この圧勝劇には、鞍上の和田竜二騎手も大きな手応え。甥の岩崎翼騎手が、登録名を和田翼に変更したため、今週から「和田竜」と表記されるようになったが、ド派手な形で心機一転の“初勝利”を飾った。

「力が違い過ぎましたね。レース後は和田竜騎手も『折り合いもつくし、スタミナも豊富。楽しみ』と絶賛が止まりませんでしたよ(笑)。

開幕週の新潟とはいえ1000m通過が59.9秒と、このクラスにしては速いペース。稍重の中でのコースレコード更新は異例です。それも結局ノーステッキでしたから、ワンダフルタウンの強さが際立ちましたね。来年のクラシックに向けて、有力候補に挙がったのは間違いないでしょう。今後が楽しみな逸材です」(競馬記者)

 来年のクラシックに向けて6月に新馬戦が開幕し、ここまで数多くの2歳馬がデビューを果たしているが、その中でもワンダフルタウンは最上位のグループに位置しそうだ。ただ、この馬が現状のNo.1かと問われると、記者は首を横に振る。

 何故なら、このレースが「未勝利戦」だからだ。

「ワンダフルタウンが現状、クラシックの有力候補に名を連ねたのは間違いないですが、今回のレースでさらに株が上がったのは、そのワンダフルタウンに3馬身差をつけてデビュー戦を完勝したダノンザキッドですね。

ちょうど宝塚記念(G1)当日ということもあって、阪神の外回り芝1800mには話題の良血馬がズラリ。馬・騎手ともに非常にハイレベルな一戦でした。

しかし、レースはダノンザキッドの1強。ワンダフルタウンらを相手に終始持ったままでしたからね。今、来年のクラシックの最有力候補を挙げろと言われれば、間違いなくこの馬になると思います」(同)

 記者曰く、宝塚記念当日のデビュー戦勝利は同じ「ダノン」の先輩で、無敗のまま2歳王者に輝いたダノンプレミアムと同じだという。それもダノンザキッドが記録した勝ち時計は、先輩プレミアムを0.4秒上回っていたというから驚きだ。

 ただ、デビュー戦だけでダノンザキッドとワンダフルタウンの雌雄が完全に決したわけではないはず。仕切り直しとなったこの日、ド派手なパフォーマンスを見せたワンダフルタウンが、再びダノンザキッドに挑戦状を叩きつける日が楽しみだ。

JRA驚愕ワンダフルタウン「8馬身差」レコードで大楽勝! クラシック有力候補浮上も、本当に評価を高めたのは「世代No.1」とウワサされる、あの大器?のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!