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JRA藤田菜七子のライバル候補続々!? M.ミシェルだけじゃない「武豊に勝った」英国23歳の女性騎手が躍進!

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 9日、23歳の誕生日を迎えた藤田菜七子騎手が、新潟に参戦して1日2勝のバースデーV。9Rの驀進特別で鮮やかに逃げ切ると、最終12Rでも2馬身半差の完勝で自身の誕生日に花を添えている。

 本人は「意識していなかった」と語ったものの、今年初となる特別戦(驀進特別)の勝利を上げるなど、思い出に残る勝利。藤田菜七子騎手は、これで今年21勝。自己最多となる昨年の43勝更新に向け、昨年の関東リーディングでも14位につけており、トップ10入りも視界に入っている。

 その一方、英国では8日、ヘイドック競馬場で行われたローズオブランカスターS(G3)をホリー・ドイル騎手が制覇。藤田菜七子騎手と同じ23歳の女性騎手が、自身2度目の重賞制覇を飾った。

 芝2000mのレースで、好スタートからハナに立ったドイル騎手のエクストライルーシヴはペースの主導権を握ると、スローに落としてまんまと逃げ切り。エクストライルーシヴを管理するR.チャールトン調教師も「ファンタスティック!」とドイル騎手の騎乗を絶賛している。

 ドイル騎手にとっては、前週のプリンセスオブウェールズS(G2)からの重賞連勝。今、ノリに乗っている若手ジョッキーだ。

「デビューから順調に勝ち星を伸ばしてきた藤田菜七子騎手と違い、ドイル騎手は2013年3勝、14年1勝、15年2勝と、デビュー当初は非常に苦しい状況でした。

しかし、2016年から厩舎を替えたこともあって33勝、翌17年も59勝と実力を発揮。昨年には英国史上3人目となる女性騎手による100勝超えを達成し、116勝は女性騎手の年間最多勝利記録を大きく更新することになりました。今年は有力馬主と主戦契約するなど、今や欧州でも指折りの女性騎手に成長しています」(競馬記者)

 実は、ドイル騎手は2018年に世界中の名手が集うジャーガーCにも参戦。日本からは武豊騎手が参戦していたが、第1戦を勝つなど女性騎手選抜の総合優勝に大きく貢献。世界的な舞台で存在感をアピールしている。

 日本では先日、女性騎手による短期免許の取得条件が緩和。すでに短期免許だけでなく、JRAの通年免許にも意欲を見せているフランスのミカエル・ミシェル騎手の動向が大きな注目を集めているが、ドイル騎手も短期免許の条件をクリアしている。

 来年のワールドオールスタージョッキーズを始め、近い将来、日本に参戦することがあれば、藤田菜七子騎手にとっても大きな刺激になるに違いないだろう。

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