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祝JRA小倉開幕! 必見の「九州馬券」と、注目すべき川田将雅騎手ら九州競馬関係者の“絆”とは?

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 続いて馬主にも注目しよう。地元九州馬主が多く所属する九州馬主協会。現在100名前後の馬主が登録しているようだが、G1レースを勝利した著名な馬主も多い。テイエムオペラオーで有名な竹園正繼氏、個性的な馬名で知られる小田切有一氏、サンライズノヴァの松岡隆雄氏、さらにダンツで知られる山元哲二氏など、競馬ファンにもお馴染み。今週は土曜と日曜に九州産馬限定の新馬戦が組まれているが、そこに出走する馬の多くは九州馬主でもある。


■主な九州馬主
竹園 正繼氏
小田切 有一氏
松岡 隆雄氏
柏木 務氏
伊東 政清氏
加治屋 貞光氏

 上記を踏まえてポイントとなるのが、この九州馬主・九州調教師・九州騎手とのコンビで出走するパターン。地元意識の強い九州競馬関係者ならではの勝負気配があると思われる。

 サンライズでお馴染みの松岡隆雄氏は、音無秀孝調教師、羽月友彦調教師、石坂正調教師、新谷功一調教師など九州出身の調教師を多用。今年1~2月の小倉ダートでは勝率28.6%・連対率42.9%と好成績をあげたが、石坂正調教師の馬が9番人気で1着と穴人気で激走した。

 川田将雅騎手と石坂正調教師のコンビは、今年9戦6勝で勝率66.7%・連対率77.8%という高数値。鮫島一歩調教師とも勝率31.2%・連対率50%となっており、九州関係者からの騎乗依頼は力が入るだろう。

 鹿児島県コンビでもある幸騎手と松永昌博調教師とのコンビは、今年最多の5勝で勝率15.2%・連対率24.2%。同じく湯窪幸雄調教師とのコンビは4戦2勝で勝率50%・連対率50%を記録している。

 今や社台グループとクラブ全盛期のため、個人馬主連合軍でもある九州馬主の活躍は少ないが、それでも何とか勝たせようと関係者は力が入るはず。さらに地元九州で結果を出したい調教師や騎手も、当然のことながら多いだろう。今年の小倉は4週間と短いため、よりその傾向が顕著になると思われる。

 そしてそれこそが、この「九州馬券」の狙い目なのである。

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