真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.08.29 18:00

JRA「単勝1.1倍」敗戦にC.ルメールも大ショック!? 超良血カランドゥーラの連敗に見えた「賞金王」モーリスの弱点とは
編集部
実際に、ここまで6勝を上げているモーリス産駒だが、すべて芝のレースで平均の上がり3ハロンは34.9秒と決して速くない。産駒全体を見ても、55回の出走(先週まで)で上がり最速を記録したのは、わずか6回だ。
無論、馬の脚質や馬場コンディションによって、上がりが遅くとも勝てるのが競馬だが、2015年のダービー卿チャレンジT(G3)の33.0秒を筆頭に、国内15戦で6度の上がり最速を誇った父のイメージとは大きくかけ離れた結果となっている。
「現役時代はパワーも切れも兼ね備え、圧倒的な勝負強さがあったモーリスですが、純粋に血統だけに目をやるとスクリーンヒーロー×カーネギー×モガミ×フィディオンというサイアーライン。やはり、切れよりもパワーを感じさせる構成のように思います。
時期的な問題で、まだほとんどダートの出走歴がないモーリス産駒ですが、血統的には上がりの掛かるダートで活躍馬を出してもおかしくないですね」(別の記者)
今回、単勝1.1倍という“負けられないレース”で結果を残すことができなかったカランドゥーラ。ルメール騎手が高く評価している通り、このまま終わる馬でないことは疑いようがない素質馬だが、将来的には王道のクラシックと異なる舞台で意外な飛躍を遂げるのかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事
JRA 12年前の「1000万馬券」立役者の仔がデビューから波乱を起こす!? 上位人気でもレースは荒れる「引力」は受け継がれているか
JRA福永祐一「コントレイル効果」で政権到来!? C.ルメール超える「新馬戦10勝」話題の大物ルペルカーリアら有望株続々!
JRAモーリスが“早熟説”と“体質不安”に一石を投じる!? 華麗なる「レーヴドスカー」一族の秘蔵っ子レーヴドゥラプレリが初陣!
JRA早熟の両親から突然変異の晩成型!? ゴスホーククレストの全兄は個性的な走りでファンから絶大な支持を受けたあの馬!
JRA“ゲート出る気なし”でも圧勝デビュー! ルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームと共通点多数のゴールドレガシーは最優秀ダートホースの器!?