JRA M.デムーロ×ラッキーライラック「コンビ解消」!? ラヴズオンリーユーと府中牝馬S参戦決定で、エリザベス女王杯はあの騎手が浮上か
3日、ラヴズオンリーユー(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)がM.デムーロ騎手で府中牝馬S(G2)に向かうことが明らかになった。オーナーであるDMMドリームクラブのホームページで発表された。
昨年、無傷の4連勝でオークス(G1)を制したラヴズオンリーユー。今年は始動戦にドバイシーマC(G1)を予定していたが、新型コロナウイルスの影響によって開催が中止となりドバイからとんぼ返りとなった。
仕切り直しの始動戦となったヴィクトリアマイル(G1)は万全の状態でなかったことが影響して7着。確勝を期して挑んだ次走の鳴尾記念(G3)は、パフォーマプロミスにハナ差及ばず2着に敗れた。今年に入って、いいところなしというのが正直なところ。秋始動戦は牝馬限定重賞ということで、なんとか復活の勝利を挙げたいはずだ。
「府中牝馬Sでは頭一つ抜けた存在になりそうですね。久々の勝利を挙げられるのではないでしょうか。
府中牝馬Sはエリザベス女王杯(G1)の前哨戦に位置付けられているレースで、ラヴズオンリーユーもエリザベス女王杯に進むことが濃厚です。昨年は3着に敗れているので、リベンジできるか注目ですね」(競馬記者)
ラヴズオンリーユーがエリザベス女王杯参戦となれば、気になるのは「鞍上問題」である。デムーロ騎手のお手馬には、昨年の同レース勝ち馬ラッキーライラックもいる。同馬も参戦となれば、どちらに騎乗するのか気になるところだ。
「デムーロ騎手はラヴズオンリーユーで府中牝馬S→エリザベス女王杯に挑むことになりそうです。エリザベス女王杯も含めての、府中牝馬Sの鞍上決定という話も聞こえてきますので。
ただ、これにはデムーロ騎手がラッキーライラックを降ろされたという背景がある可能性は否定できません。札幌記念(G2)の騎乗は褒められたものじゃなかったですからね」(同)
札幌記念のラッキーライラックは2番手からレースを進め、直線を向いた時には早くも先頭に立った。その結果、差し馬の格好の目標となり、ノームコア、ペルシアンナイトに交わされての3着。昨年のエリザベス女王杯以来、追い出しをぎりぎりまで我慢する差しの競馬で結果を残してきただけに、今回の敗戦は関係者の心象を悪くしたはずだ。
そうなると、ラッキーライラックの鞍上がどうなるかという疑問も浮かぶ。
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