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2020.09.21 18:00
JRAセントライト記念(G2)「150万円」バビット大出世に安藤勝己氏「菊花賞でも面白い」! 堂々たる逃げ切りに「雑草の賞金王」再来の予感
編集部
21日、中山競馬場で行われた菊花賞トライアル・セントライト記念(G2)は、4番人気のバビット(牡3歳、栗東・浜田多実雄厩舎)が逃げ切り。サトノフラッグ、ガロアクリークといった人気馬の猛追を振り切って4連勝を飾った。
この強さは、いよいよ本物か――。
前走のラジオNIKKEI賞(G3)では8番人気の伏兵として、まんまと逃げ切ったバビットだったが、この日は優勝候補の1頭として堂々の逃げ切り勝ち。弥生賞馬サトノフラッグ、スプリングS(G2)勝ちのガロアクリークらを抑え込んだ力は、もう誰もが「世代トップクラス」と認めるところだろう。
今でこそ重賞連勝を含む4連勝で菊花賞(G1)の有力候補にも躍り出たバビットだが、デビュー戦は単勝59.7倍の11番人気と、決して目立った存在ではなかった。
バビットを生産した大北牧場は、1994年にマイルG1春秋制覇を達成し、最優秀4歳以上牝馬にも輝いたノースフライトを生産した名門だ。だが、近年ではメモリーコウが今年の交流競走のブリーダーズGC(G3)で2着する程度。バビットも2018年のオータムセールで落札された価格は150万円だった。
購入したのは育成牧場のグランデファームだ。これまでヒルノダムール、ローレルゲレイロ、ディープスカイなどを手掛けたスペシャリストが約1年育成し、2019年の北海道トレーニングセールに上場。これを宮田直也オーナーが500万円で落札し、バビットはJRAでデビューすることとなった。
それが今では約1億円を稼ぎ出す重賞ホースとして、クラシックの覇権を争う存在に大出世したというわけだ。
まるでわらしべ長者のような物語だが、そんなサクセスストーリーは2015年の菊花賞馬キタサンブラックを思い起こさせる。
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