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2020.09.23 11:00
JRA池添謙一を巡る「女同士」の異種格闘技戦!? 「王道」VS「邪道」芦毛アイドル候補生による熱き戦いを見逃すな!
編集部
そして今週、奇異な運命のもと、全く違う適性を持った母の仔が同じ舞台で相見える事となった。しかも、舞台は間の中距離ではなく、カレンチャンが得意としていた1200mのスプリント戦。
血統だけ見れば、これはまさに打撃しか経験のない「K-1」選手が、寝技ありの「PRIDE」のリングに殴り込みをかけるぐらい衝撃的だ。
しかし、全3勝を1200mで挙げるカレンモエと同じく、このメイショウミモザという「長距離血統馬」が、これまで勝利した3勝も全て「1200m」のスプリント戦。
父ロードカナロア×母カレンチャンという名スプリンター同士の夢の配合で産まれたカレンモエ(牝4歳、栗東・安田隆行厩舎)をスプリント戦の「王道」とするならば、父ハーツクライ×母メイショウベルーガという長距離血統のメイショウミモザ(牝3歳、栗東・池添兼雄厩舎)は「邪道」ともいえる配合かもしれない。
メイショウミモザ陣営も、その辺りは織り込む済みなのか前走は1500m戦に距離延長で挑んだが、結果は1番人気で5着。池添騎手は「距離が長かった。ベストは1200mだと思います」と振り返っている。
血統からは短距離がいいとは思えないが、競馬とはわからないものだ。
この芦毛の新時代を予感させるアイドルホース候補生による1戦が、土曜日の中京メインレース長篠S(3勝クラス)で繰り広げられる予定だ。
「王道」か……はたまた「邪道」か――
「芦毛」ファンなら、ぜひ注目してみてはいかがだろうか?
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