
JRA武豊・凱旋門賞挑戦でマテラスカイ東京盃(G2)「代打」C.ルメール騎手とコンビ結成!! あの「騎乗停止中」若手騎手他も無念の乗り替わりが……

10月7日(水)に大井競馬場で開催される東京盃(G2)に出走予定のマテラスカイ(牡6、栗東・森秀行厩舎)の鞍上をC.ルメール騎手が務めることがわかった。コンビを組むのは2017年11月の円山特別(1000万下/8着)以来、約3年ぶりのことになる。
マテラスカイは18年1月の頌春賞(1000万下)から武豊騎手とコンビを結成。以後は果敢にハナを奪いに行く積極的なスタイルで、プロキオンS(G3)制覇、JBCスプリント(G1)2着など結果を残してきた。
しばらく勝ち星から遠ざかっていたものの、前走のクラスターC(G3)で直線の叩き合いを制し、半馬身差で優勝。約2年ぶりに勝利の美酒に酔っていた。
「前走で武豊騎手はマテラスカイで“逃げる”のではなく、他の逃げ馬に先手を譲り、2番手追走から抜け出してレコードVを達成。逃げ一辺倒だったマテラスカイで控えて勝利したため、『戦法に幅が出た』と改めて評価する声も上がり、ここからこのコンビのさらなる飛躍も期待されていました。
それなのにルメール騎手にスイッチ。武豊騎手にとって凱旋門賞挑戦は至上命題ですので、致し方ないところ。陣営としてもルメール騎手を確保できただけ良しとすべきかもしれません。
ただ、ルメール騎手がマテラスカイで逃げてしまえば、前走で控えた競馬をした意味がなくなってしまう可能性も……。陣営としてはいろんな問題を抱えて挑むことになりそうです」(競馬誌ライター)
マテラスカイのルメール騎手への乗り替わりが注目されているが、東京盃ではもう1頭有力馬の鞍上が乗り替わることになりそうだ。
「東京スプリント(G3)でコパノキッキング、ヤマニンアンプリメらを抑えて勝利をあげたジャスティンですよ。昨年から坂井瑠星騎手が騎乗していましたが、先週の中京競馬場の金山特別(1勝クラス)でキングオブドラゴンに騎乗した際に大きく斜行。武豊騎手のエカテリンブルクの進路を塞いだとして、10月3日から11日までの騎乗停止処分が下っています。
今秋のJBCスプリントは大井競馬場で開催予定。東京盃はJBCスプリントの前哨戦的な位置付けですが、今年は同舞台での開催とあって、さらに重要度は高まっていました。それだけに坂井騎手もここで乗れないのは痛いですね。結果を残すことができれば、自身初となるG1勝利にもグッと近づいたハズなのですが……」(競馬誌ライター)
秋の大一番を占う1戦で乗り替わりとなった2頭の運命やいかに!?
PICK UP
Ranking
17:30更新東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?