JRA武豊ジャパンC(G1)「騎乗馬問題」決着!? キーファーズ「ジャパン回避」でオブライエン厩舎「ラブ注入」もお預けか?
土曜日3勝、日曜日2勝と、先週末だけで5勝を挙げた武豊騎手。
1番人気への騎乗が2回という中で、5勝という数字は好騎乗あってのものと判断していいのではないだろうか。
今年51歳となった武豊騎手だが、その手綱捌きは衰え知らず。ファンや調教師からの信頼も厚いが、馬主からも大人気だ。
そんな武豊騎手の騎乗馬に注目が集まっているのがジャパンC(G1)。武豊騎手が凱旋門賞(G1)で騎乗予定だったジャパン(牡4歳、愛・A.オブライエン厩舎)も予備登録を済ませていたが、同馬を共同所有しているキーファーズが公式サイト内でジャパンCへの遠征見送りを明らかにした。
これによりジャパン擁するオブライエン厩舎で、ジャパンC出走の可能性を残すのがアンソニーヴァンダイクとラブの2頭。出走表明している外国馬で、注目度の高かったラブの出走も怪しくなってきている。
ジャパンの出走回避で、逆にはっきりとしてきたのが武豊騎手のジャパンCでの騎乗馬だろう。
一時はジャパンの出走表明で、ワールドプレミア(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)か、キセキ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)かと、武豊騎手を巡る「三つ巴」状態となっていた騎乗馬問題。ジャパンの遠征見送りによって、可能性はほぼ2頭に絞られたのではないだろうか。
「キセキは今週の天皇賞に武豊騎手で出走を予定していますが、ジャパンCはワールドプレミアを選択する可能性が高いと思いますよ。キセキへの騎乗はワールドプレミアの天皇賞・春(G1)回避により舞い込んだものですし、オーナーの大塚亮一さんは武豊騎手の熱烈なファンですから。
キーファーズの松島正昭氏も『武豊騎手で凱旋門賞を勝ちたい』と言っている人物ですから、ジャパン出走となればこちらへの騎乗もあったでしょう。ただ、そのジャパンも出走しないとのことですから、今までの経緯を考えればワールドプレミアでしょうね」(競馬記者)
現時点ではワールドプレミアでのジャパンC参戦が濃厚といえそうな武豊騎手。
ただ、今週の天皇賞・秋(G1)に出走を予定しているキセキも、結果次第では引き続き騎乗する可能性があるのかもしれない。
まずは今週末。天皇賞・秋で武豊騎手の手綱捌きに注目したい。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
JRA「武豊落馬で馬券が紙くず」!! 名伯楽が「ジャパンC(G1)」で牡牝3冠馬三つ巴を希望!? ノーザンファーム13年ぶりの屈辱? 打倒コントレイルはあの馬に託された!? 『みんなのKEIBA』ヤラカシからの挽回にも期待したい【週末GJ人気記事総まとめ】
JRA「コントレイルVSデアリングタクト」にアーモンドアイ緊急参戦!? 国枝栄調教師「ジャパンCで待ってるぞ!」三冠女王対決に堂々の宣戦布告
JRA武豊を惑わす「騎乗馬問題」ジャパンC(G1)「ちょっと待ったコール」でキーファーズ参戦!? “こだわり”が織りなす「三つ巴」に発展か
JRA「凱旋門賞(仏G1)出走取消」ジャパンがジャパンC(G1)参戦を視野!? コントレイルに挑戦も武豊騎手とのコンビ“再”結成は不可?
JRAジャパンC(G1)コントレイルに絶好の試金石!? 凱旋門賞(G1)エネイブル撃破のアノ馬が参戦濃厚も……