GJ > 競馬ニュース > アーモンドアイは本当に「府中専用機」なのか?  > 2ページ目
NEW

JRAアーモンドアイは本当に「府中専用機」なのか? ファン投票1位を4回“蹴った”ウオッカとの決定的な違い

【この記事のキーワード】,

 ちなみに、アーモンドアイの成績は以下の通りだ。

東京[6-1-1-0/8] 勝率75.0%、連対率87.5%、複勝率100.0%
それ以外[4-1-0-1/6] 勝率66.7%、連対率83.3%、複勝率83.3%

 ウオッカと比較すると、東京以外でも好走していることがわかる。東京が得意ということに変わりないが、他のコースが苦手というわけではなさそうだ。

「管理する馬を勝ちやすいレースに出走されることは、陣営として当然の判断と言えます。2頭が東京のレースばかり走っていることは、しょうがない部分もあるでしょう。

アーモンドアイが府中専用機と呼ばれる原因は2つ考えられます。

1つ目は宝塚記念に未出走ということです。最強牝馬が宝塚記念に出走せず、2年連続で安田記念を選択したことに納得できないファンも多くいますからね。

2つ目には有馬記念で惨敗したイメージが強いことが考えられます。これまですべて3着以内だったアーモンドアイがまさかの9着という結果から、秋華賞以降はほとんど東京コースを走っていたことも相まって、東京でしか力を発揮できないという印象になったのかもしれません」(同)

 ジャパンCで引退となるアーモンドアイは、府中専用機でないことを証明することができなくなった。だが、阪神、京都、ドバイでG1を勝っているという点は評価するべきではないだろうか。

JRAアーモンドアイは本当に「府中専用機」なのか? ファン投票1位を4回“蹴った”ウオッカとの決定的な違いのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!