真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.28 08:14
武豊騎手がチャンピオンズC(G1)で「世界的レジェンド」L.デットーリ騎手以来の大記録に挑戦!史上2度目の「二刀流達成」なるか!?
編集部
「チャンピオンズCの前身はジャパンCダートというレースで、かつてはジャパンCと共に日本を代表する国際レースの位置づけで2000年に創設されました。当時は東京競馬場のダート2100mで行なわれ、ジャパンCの前日、つまりはJRAで唯一の『土曜日開催のG1』でした。2日連続のG1開催は日本競馬の国際化に向けた大きな目玉の一つだったということです」(競馬記者)
今年こそ外国馬の出走はないが、「ジャパンCダート」として創設された当時は芝のジャパンCと並ぶ、日本を代表する国際レースだった”チャンピンオンズC”。ジャパンCの前日という特殊な日程での開催だっただけに、当時は「2日連続のJRA・G1制覇」という離れ業を達成できる唯一のチャンスだった。
無論、どちらも現役屈指の強豪が国内外から集結するため、決して簡単なことではないが、日本競馬史上で唯一この偉業を達成した騎手がいる。イタリアの伝説的騎手L.デットーリ騎手だ。
舞台は2002年。東京競馬場が改修工事のため、中山競馬場での代替え開催だったジャパンCだ。
初日のジャパンCダートは今と同じ1800mで行なわれ、デットーリ騎手は日本の小島太厩舎からの依頼だったイーグルカフェで優勝。さらにイタリアのファルブラヴで参加した翌日のジャパンCでも、米国のサラファンとの強烈な叩き合いを制して”ダブル制覇”の偉業を成し遂げている。
「日本の競馬史の中で、JRAのG1を2日連続で勝った騎手はデットーリ騎手だけです。それも短期免許ではなく、ジャパンCウィーク限定のスポット参戦でやってのけるのですから、まさに『伝説的な騎手』と述べざるを得ないでしょう。残念なことに現在はチャンピオンズCがジャパンCの翌週に移動したため、2日連続のJRA・G1制覇は物理的に不可能となったので、文字通り”不滅の大記録”となりました。
しかし、ジャパンCとジャパンCダート(チャンピオンズC)の”ダブル制覇”もまたデットーリ騎手しか達成していない偉業。ジャパンCをキタサンブラックで勝ち、アウォーディーでチャンピオンズCに挑む今年の武豊騎手には、史上2人目として名を連ねる十分な可能性があると思います」(同)
PICK UP
Ranking
17:30更新- 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ
- JRA「3歳賞金王」はジャンタルマンタル、ジャスティンミラノにあらず!? 日本不在の“裏”賞金王の存在と、新種牡馬サートゥルナーリアが1強にならない異変
- オークス「本命」は去年から決めてました! キャプテン渡辺「大穴はこれだ!!」神の馬券術による極選穴馬【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 「東京2400mで買うべき馬」これぞダービージョッキーの金言!オークス&日本ダービーのヒントが満載!ステレンボッシュ、ジャスティンミラノを上回る期待馬がいる!
- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ? 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。「伝説」の最終世代をピックアップ【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
- 【オークス(G1)予想】ステレンボッシュから魂の6点勝負! 5年連続10番人気以下が激走レースで「極上穴馬」指名
- 【日本ダービー】武豊「35回目挑戦」で初のコンビ継続! シンボリクリスエスとも意外な接点…「連対率100%」はシュガークンに追い風か
- J.モレイラ「短期免許」条件クリアに暗雲…「スムーズな競馬ができなかった」マスクトディーヴァで痛恨の取りこぼし、残るチャンスはあと「2回」
- オークス(G1)は左回りの連対率100%のあの娘から! 気になる“特製もんじゃ”と前走・桜花賞組?【UMAJOモモのオイシイ競馬】