GJ > 競馬ニュース > ラウダシオン「人気薄を狙え」炸裂で...
NEW

JRA武豊「伏兵なりの戦い方を……」マイルCS(G1)“不人気”G1馬ラウダシオン「人気薄を狙え」炸裂で、シルクレーシングの序列大逆転か

JRA武豊「伏兵なりの戦い方を……」マイルCS(G1)不人気G1馬ラウダシオン「人気薄を狙え」炸裂で、シルクレーシングの序列大逆転かの画像1

 多頭数出しは人気薄を狙え。

 2018年のマイルCS(G1)は、サンデーレーシングが2番人気アエロリット、4番人気アルアイン、5番人気ステルヴィオの3頭出し。その結果、人気薄のステルヴィオが優勝した。

 22日、阪神競馬場で行われるマイルCSは、G1馬8頭が出走することで注目を集めている。そのうち3頭を送り込むのは、シルクレーシングだ。

 1番人気濃厚と見られているグランアレグリアに次ぐ2番人気が予想されるサリオス。これまで負けた相手はコントレイルのみ。阪神マイルコースは昨年の朝日杯FS(G1)を制した舞台であり、好走に期待がかかる1頭だ。また、昨年の春秋マイル王インディチャンプは、当初予定していたスプリンターズS(G1)を回避するというアクシデントがあったものの、マイル戦では安定した走りを見せるだろう。

JRA武豊「伏兵なりの戦い方を……」マイルCS(G1)不人気G1馬ラウダシオン「人気薄を狙え」炸裂で、シルクレーシングの序列大逆転かの画像2

 そして、この中で最も人気薄が予想されるのが武豊騎手とのコンビで挑むラウダシオン(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)だ。

 今年のNHKマイルC(G1)を9番人気の伏兵ながら優勝したラウダシオン。秋始動戦の富士S(G2)は古馬初対戦ながら2着に好走している。十分に期待できそうな戦績だが、人気を落とす要因となりそうなのが、昨年の朝日杯FSで敗れていることだろう。同じ阪神マイルコースで実績がないのは割引材料と呼べるかもしれない。

 だが、この結果は度外視してもいいはずだ。

「2歳時のラウダシオンは中団から競馬を進めるレーススタイルでした。朝日杯FSも8番手からレースを進めて、見せ場なく8着に敗れました。しかし、3歳初戦のクロッカスS(L)を逃げ切り勝ち。それからはスピード活かす先行策で、連対率100%の結果を残しています。

前走の富士Sはプラス16キロと馬体も成長していますし、2歳時とは全く別物と考えたほうがいいと思いますよ」(競馬記者)

 富士Sは2着に敗れたものの、背負った斤量は56キロ。勝ち馬である古馬と同じ斤量だったことを考えれば、大健闘と呼べるだろう。

 実際、これまでに富士Sで55キロ以上を背負った3歳馬は[0-2-2-22/26]で、1頭も勝っていない。56キロで2着に好走したのはラウダシオン1頭だけである。

 また、マイルCSが阪神開催ということも追い風となりそうだ。

JRA武豊「伏兵なりの戦い方を……」マイルCS(G1)“不人気”G1馬ラウダシオン「人気薄を狙え」炸裂で、シルクレーシングの序列大逆転かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
  2. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?