
JRAマイルCS(G1)「二律背反」グランアレグリア、インディチャンプに思わぬ弱点!? 危険な人気馬に急浮上も…… 明暗分かれた致命的な欠点とは
22日、阪神競馬場ではマイルCS(G1)が行われる。G1馬8頭による豪華共演は超ハイレベルの一戦として大きな注目を集めている。
G1レースともなると馬の能力は当然として、騎乗する騎手の手腕も勝敗に大きな影響を与える。馬券的中には、今年好調の騎手を狙うのがオーソドックスな攻略方法ともなりそうだ。以下は、上位人気に支持されそうな2頭に騎乗を予定している騎手のG1レース成績である(敬称略)。
騎手、成績、騎乗予定馬
ルメール 6.3.0.6/15、グランアレグリア
福永祐一 3.1.2.10/16、インディチャンプ
6勝を挙げているC.ルメール騎手、3勝の福永祐一騎手は注目したい2人だろう。では、この2人のマイルCSにおけるこれまでの成績を振り返ってみると意外な結果が浮かび上がった。
ルメール 0.3.1.12/16
福永祐一 0.4.4.12/20
いずれも勝ち星がないことは少々驚きかもしれない。ちなみにグランアレグリアの藤沢和雄厩舎、インディチャンプの音無秀孝厩舎の成績は以下となる。
調教師、成績、出走予定馬
藤沢和雄 4.3.1.10/18
音無秀孝 3.1.0.12/16
未勝利と不振なそれぞれの騎手に対し、調教師は好成績を挙げており、どちらを信じるべきかは難しいところだ。
インディチャンプは昨年のマイルCS覇者だが、このときは福永騎手が騎乗停止になったこともあり、池添謙一騎手が代打での騎乗だった。福永騎手としては連敗ストップのチャンスだったかもしれないが、池添騎手に替わったからこそ勝てたという見方もできるかもしれない。
その一方、今年の開催が例年の京都競馬場ではなく、阪神競馬場で行われることは見逃せない。アーモンドアイやウオッカが得意の東京競馬場に拘ったように、馬によって得意不得意があるが、これは騎手にとっても例外ではない。
前述したマイルCSは京都・芝1600m条件。これを阪神・芝1600m条件に切り替えた場合、成績もまた変わって来る。次に挙げたのは阪神・芝1600m条件のG1レース成績である。
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